日本向けに輸出されているうなぎは特別?

中国ウナギ安全とアピール 丑の日前に輸入業者

米食品医薬品局(FDA)が、発がん性が指摘されている抗菌剤が含まれていたとして中国産ウナギなどの養殖魚介類を一時輸入停止したことに関し、日本鰻輸入組合(森山喬司理事長)は10日、都内で記者会見。30日の土用の丑(うし)の日を前に「日本に輸入されている中国産ウナギは中国政府による検査や、日本での水際検査をパスしており安全だ」とアピールした。

日本鰻輸入組合の方々には申し訳ないけど、同じ中国産うなぎを、アメリカに輸出されているうなぎと日本に輸出されるうなぎに仕訳していて、かつ、検査している体制なのだろうか。今の中国を鑑みるに、到底信じられない。

そもそも、中国産うなぎの養殖場の様子を視れば、口にできるしろものではない(と思う) 🙁

  • 少しでもはやく出荷したいから成長ホルモンを多用する(→現地の小学生からひげがはえてきたという)
  • 汚染された用水をさけるため、きれいな水を求めて高地で養殖する。すると、養殖うなぎの死亡率が向上するから大量の抗生物質を投与する
  • 養殖うなぎに与える餌に疑問

などなどの問題が残っている。

それに、たとえ日本の水際をパスしているとしても、人の手であるかぎり次のようなミスもありうる。仕方がない。そもそも印象論として、日本は公的機関へ配置する人員の頭数について、バランスが悪いと思う。

検疫所「基準値勘違い」、殺虫剤残留ショウガ見逃す

食品衛生法の基準値を超える殺虫剤BHCが残留する中国産ショウガ約25トンの輸入を基準値の勘違いなどのミスで認め、一部が愛知県内に流通したと、厚生労働省名古屋検疫所(名古屋市港区)が10日記者会見し、謝罪した。[…]「ポジティブリスト制度」が導入されて以来、検査で見落とされたのは全国で初めて。

国産だから安心というわけではないけど、素人の私が対処できる方法は、はっきりとわかりうる中国産を口にしないのが何より。

スタミナをつける日に人工物でマイナスパワーを吸収したくないので 🙂

追記:
中国食品10社、対日輸出を禁止=うなぎに大腸菌、検査強化アピール

中国国家品質監督検査検疫総局は11日までに、日米など海外に加工食品を輸出する予定だった国内企業29社について安全性に問題があったとして輸出禁止などの措置を講じた。これら企業には、日本にうなぎのかば焼きの加工食品などを輸出する予定だった企業10社も含まれる。基準値を超える大腸菌などが検出されたケースもあり、中国産食品の安全性をめぐって不安の声がさらに高まりそうだ。

ほらね、と言われかねない:cool: