お客さまのことでチト悩みが。いまサイトのリニューアルを手がけている。その悩み。下のリンク先がズバリ核心。
ここ最近は800pxをあまり意識していないと思われるウェブサイトが多く登場してきた。mixi、AllAboutJapan、朝日/読売などは1000pxで最適化されている。ウェブサイトの横幅が1000px時代に突入しようとしているのだ。
付け足すと、毎日や産経も900px越えした。Yahoo!は来年1月1日から新デザインへ。1000pxへ。それらのCSSを覗くと幅は調整している。けどターゲットは1024×768から1280×1024超へ移行しつつありそう。
そう、移行期の真っ最中なんですよ、今。液晶ディスプレイの。1280×1024がようやく登場しつつあるかなぁと思っていたら、あっという間に24inchワイドが頭角を現してきた。24inchワイドとなると、1920×1200。油断したら何が何やらさっぱりわからなくなる。
もはや1024×768だけを標準にする時期ではなさげ。
おまけに、DS Lite,PSP,Wii,PS3といったゲーム機やiPod touchや携帯電話のフルブラウザなんてカウントしはじめたら興奮して勃起しそうな勢い。マイッタ。
となると、サイトの幅は固定か可変か。あるいはトレンドかもしれないエラステックレイアウトとか。CSSの腕が鳴るぜ。はぁ〜。
何を伝えるかが目的でコンテンツが何より、なんて前提は承知。ウェブサイトは手段なわけです。ただ、手段といえでも可読性が著しくワルイとNG。XHTML+CSSが定着してサイトはCMSライクな作りに。で、「読ませる」と「見せる」を分離。
「何をテキストで伝え、何を画像で確認してもらうか」がますます重要になると思う。特にテキストには細心の注意。1920×1200なんて画面で可読性がワルイとアクセスする気にもなれないし、たとえ1ページに一覧できてもチラっとで終わりかねない。
まぁ、サイトの幅の論争に正解はないわけで。試行錯誤。
ただ、これからリニューアルを考えられる経営者がいっらっしゃるようでしたら、そのあたり制作者と打ち合わせした方が吉鴨。老婆心ですが。
どっちにせよ、来年の今頃には1024×768がマイナーに転落してそうな気配です、ハイ。だからサイトは生きてるわけで。作ってほったらかしじゃなく、リアルの動きにあわせてバーチャルも。両方が躍動。