文学全集をDSで読む

DS文学全集

『DS文学全集』 任天堂 にハマった。一長一短はあるにしても2,800円で100冊読めるうえ、これから配信される小説もダウンロードして読める。さっそく『蜘蛛の糸』をDL。もちろん青田。本棚が満杯になれば破棄するか、ほかの人に渡すこともできちゃう。

  • 名作のチョイスがギモン
  • 著者のチョイスがギモン
  • 多少操作性に違和感アリ

もあったりするけど、おおむね満足。あとはもっとも気がかりな点、可読性について。賛否両論かなぁ。デフォルトの設定は文字サイズ”小”。それでも大きい(と思う)。だから一画面に表示される文字数が少ない。かわりにサクサク読めちゃう。でも、苦手な人もいるかと。このあたりどう慣れていくかですね。

“読み”ってオモシロイ。限られた画面サイズ+少ない文字数になると、前後の文脈を把握しづらい。だから熟読するよりも読み流すのだなぁと思った。コレ、ウェブサイトを作るときにも参考になるな。

前後の文脈を無意識のうちに把握してスキャニングしながら読むなら紙の本のほうが一日の長。というよりもこの優位は変わらないのでは。いくらインターフェースを改善しても、まったく質の異なる媒体と思った方がストレスフリー。

それにしてもスゴイな。このガジェットが旧態に別れを告げるフェーズに突入させてくれそう。携帯電話で小説を読むヒトの気持ちがほんのちょっぴりわかった(w