THINKSELL
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『脳のシワ』 を読んだ。ふと書棚に目をやり養老孟司先生の著書をずいぶん読んできたんだなぁと気づく。とはいえ専門…
ことばはいつもちぐはぐだ。いつも過剰、いつも過少。ことばはそうしたずれを孕んだままでやりとりされる。充足したコ…
「わたしってだれ?」「じぶんってなに?」と我に問うた。いつのころからこの問いを五臓六腑に置いたか。もうずいぶん…
この対談では、内田さんに大いに語ってもらいたかった。だから私は聞き手のつもりでいた。内田さんの発言は長くなって…
この間、ふれる について書いてみたが、そのときに読んでいた 『「聴く」ことの力―臨床哲学試論』 の最終章を深く…
数(すう)と数(かず)の違いを知りたい方は一読を。 知識を伝達し、共有するためには、言葉でなく、数を作ることが…
考えるということと、「わかる」、あるいは「理解する」ということは、まったく違うことです。「考える」というのは、…
無限は何を表すのか愚考していたとき手にとった。無限と時間をリンクさせ、「時間とはそもそも測定可能な物理的現象な…
「我思うゆえに我あり」と考えた人は「無限」をどう解釈したのだろうと立ち止まり、それから「無限とは何を表現してい…