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馬鹿の詞と使途

皇子山球場の桜

仕事の上でなにか思いついても、近頃は自分のアイデアかどうか、自信が持てない。人に聞いたか、読んだかしたのだが、そのこと自体を忘れているのではなかろうか。いったん疑い出すと、そうに違いないような気もする。自分の意見を疑わずに持っている人を見ると、うらやましい。私の意見は、自分の意見か、他人の意見か。そこがどうもはっきりない。一応自分のものだと仮定するが、きちんと調べてみると、どこかで読んだものだとわかるかもしれない。

あまり本を読むと、馬鹿になるという話は、何度か読んだ。しかし、読むというのは、一種の中毒だから、どうにもならない。もう完全に馬鹿になったと思う。馬鹿になってしまえば、こっちのものである。あとの始末は、利口な人に、考えてもらうことにしようと思う。

“脳の中の過程―解剖の眼” 哲学文庫 養老孟司 P.234

バカではありません。馬鹿です。誤植ではありませんので念のため。バカの前の馬鹿を読まずにバカの後のバカを談じるのもあり。バカの前の馬鹿を読んで、バカの後のバカの見方を変えるもアリ。

僕は「バカ」の前の馬鹿を賞賛。というか、バカ: before Christ/ante Domineとでは論考が異なる。

どっちでもいいけど。とにかく、「剽窃」と「自分」を認識してかように書ける先生は素敵だ、と剽窃しかない大馬鹿な僕は羨望する。

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スカ爺は爺ON

SUPERMICRO

今回発表された「Xeon 5500」シリーズは、その開発コード名が“Nehalem-EP”とされていたように、2008年に登場した新世代アーキテクチャを採用したNehalem世代のコアを採用する。インテルの説明によると、従来モデルのXeon 5400シリーズと比べて、最大2.25倍の性能向上を実現したのと同時に、性能と電力消費のバランスを最適化することで、ランニングコストと管理コストを削減できるとしている。

via: Nehelem世代の「Xeon 5500」発表 – ITmedia +D PC USER

8年前、SUPERMICROのX5DA8でIntel®Pentium™Processor 2.4GHz×2 PrestoniaでPCを組んだ。HDDはSCSI(Seagate Cheetah 15K.3 ST318453L)を採用。確か、20万+αだったはず。ハードウェアが今ほど安くない当時、それでこんなワークステーションを組めるのかと喜んだ。組み立てて火入れしたとき、SupermicroのM/BとSCSIのBIOS画面を見て感動、起動後の動作速度に驚愕。Xeonの2HTをOSでモニタして万歳。

いまだ現役。エラーは皆無。OSは再インストールしたことない。SCSIが誇る抜群の安定を体験できてよかった。

まだまだ現役で使えるけど、さて、ここらでどうしようかと思案。

まったく問題ないこのPCを廃棄するか(オークションは考えず)、それともHDDとメモリを増設して使い切るか。メモリはXP32bitの関係から4GBを使えない。HDDはUltra320の68pinが入手しずらくなってきた。コストパフォーマンスは最悪。1TBのSATAが1万円切る時代に、73GBで2万円後半。

道具箱の中にADAPTECの2010S 0-Channelがころがっているから、73GBを2枚購入してRAID0でも組むか。

いっそのこと、4GB+0-Channle RAID1でFreeBSDをインスコしてサーバーにしてしまうか。そろそろ決定しないとパーツが入手できない。困った。

にしても夢のような時代になった。

仕様は、CPUがIntel Xeon E5502(1.86GHz)、チップセットがIntel 5500、メモリが1GB PC3-10600 DDR3 SDRAM(最大24GB)。ディスプレイアダプタは、D-sub 15ピンを1基備えたASPEED AST2050 8MBサーバグラフィックスを搭載している。ハードディスクは320GB容量の7,200回転SATA II HDD(最大4台までのSATA/SASディスクホットスワップシステムを標準搭載)、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ。その他の機能は、Intel 82574LギガビットLAN×2など。電源はニプロン製500W電源が採用されている。

via: ドスパラ、10万円を切るNehalem世代Xeon搭載ワークステーション2機種 | パソコン | マイコミジャーナル

E5502とはいえ、これが124,800円から購入できるのか。E5502てシングル? とにかくすげえな。

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聴視悪し調子割る

皇子山陸上競技場のしだれ桜

急げ stand up! line超えればparadise
目に映る全てのものでWe’ll play
この瞬間を見渡そう forever
果てしない水平線を求め FLY OUT! FLY OUT!

lyric twenty4-7

世界を切り取れ。堪能せよ。困難を感じよ。視覚のセンス。聴覚のニュアンス。五感のラビリンス。桜と対話しろ。彼らはすでにいた。主語をスイッチしろ。時をとくと味わえ。

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貴方の誘惑を断れるか定かでない

琵琶湖

近々発表される『iPhone 3.0』で、注目されるのはコピー&ペースト機能だけではない。『Bluetooth』やDockコネクタ経由で特定のアクセサリとデータをやりとりできるという実に画期的な機能も、新しいOSには搭載される。

ここで面白いのは、アプリケーションとアクセサリの組み合わせは無限に考えられるということだ。実際、あまりに多くの組み合わせが考えられるため、こうした分野を表すのに「ドングルウェア」という新語を作らざるを得なくなりそうなくらいだ。

via: 次のトレンドは「iPhone 3.0アクセサリ/アプリ」 | WIRED VISION

ふざけたタイトルとは裏腹に、キャンペーンの誘惑に打ち勝てるかどうか。iPhone 3.0がリリースされるわけで。とりあえず、21世紀初頭のモバイル戦争に#を打つわけですよ。まぁ、iPhone#とでも表記するのでしょうか。

いま、「作る人」にとっては鳥肌が立つほどのチャンスが目の前にぶらさがっているかもしれないと。僕は「使う人」で、今の生活に必要かと問われれば、Noだと思う。

だけど、生活に必要だから買うという基準をいともたやすくたたき壊してくれる製品は、ある日突然やってくる。ライフスタイルに革命をもたらす。それがやがて日常になって誰も最初の「革命」に気づかなくなる。ましてや生まれながらにして革命後の環境に育っていれば、今さらあんな打ちにくい端末でメールなんてかも。

携帯電話を買うつもりはない。あくまで「電話機能付き」ネット端末。電話はおまけ程度。たぶん、僕の環境なら使わない。それよりもiPhone3.0後に登場するアプリを使って、この端末に手段を集中させたい。GPS, 辞書, 音楽, データ, サーバーへのアクセス, To Do, 財務会計やファイナンス…etc。まだまだ自分のライフスタイルを変えたいアイデアを絞ればいくらでもアプリはある。

キャンペーン終了までの猶予は2ヶ月近く残っている。久しぶりにGoogleを駆使して情報を収集してみよう。

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駆ける蹴る充ちる

近江大橋

俺の精神よ、気をつけろ。過激な救いにくみするな、鍛錬を積む事だ。ーーーああ、科学は俺たちの眼にはまだるっこい。

ーーーだが、どうやら俺の心は眠っているようだ。

俺の精神が、この瞬間から絶えずはっきりと目覚めていてくれるものとしたら、俺たちはやがて真理に行き着くだろうに。

“地獄の季節 (岩波文庫)” (ランボオ)  P.45

03/28、07:30西大津出発。GIOS PURE FLATで駆ける。西大津から近江大橋を渡って草津へ抜け、来た道を帰ってきた。朝の琵琶湖をはじめて走った。ゆったりと走る。思ったほど人はいない。喧噪はまだ目覚めていなかった。GIOSが空気を切り裂くと風の音が耳へ入ってくる。心地よく響く。スピードに合わせて空と風の音楽はリズミカル。

朝の琵琶湖に虜になった。これから暖かくなる。すごく楽しみ。曇り空から一筋の光が琵琶湖へ降りてくる。あぶない。見惚れてしまいそう。

鎌倉へ引っ越せたら、琵琶湖の朝と同じように魅せられるだろう。期待が膨らむ。まだ実現の足がかりもつかめていないのに、朝の鎌倉を蹴る自分の姿を空想する。

速度×時間。時間の流れとよどみ。朝は流れがゆったりでよどみは少ない。前からGIOSのPANTOがやってきた。空気が揺れる。あの人の時間はどんな感じだろう。ランナーが視界へ入り、後方へ消えてゆく。自転車とは異なる音。地面を蹴る音と鼓動。

充ちる。何が充ちたのか。それを感じるためにやみつきになる。

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同じことを知る人たちはもはやお互いに最良の友ではない

皇子山公園の梅

Ralph Waldo Emersonは利己的で対偶。素敵だ。

白は、混沌の中から発生する生命あるいは情報の原像である。白はあらゆる混沌のから潔癖にのがれきろうとする負のエントロピーの極みである。生命は色として輝くが、白は色をのがれて純粋に混沌の対極に達しようとする志向そのものである。

“白” (原 研哉) P.11

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来来数字の魔力

皇子山公園の梅

03/20、お客さまと会う。開口一番、「最近の歯科医院のホームページは酷いですね」とおっしゃった。そのとおり。先生の言葉を拝借すると、「めちゃくちゃ」であり、「とんでもない」のである。まさに何が「ほんとう」か。数字は信用の代名詞になった。

歯科医院のウェブサイトを制作するようになって、歯科の写真を拝見する機会は増えた。その上、解説までしてくださる。今の歯科医院のホームページに掲載されている写真を閲覧するとき、その蓄積された表面的な見方は、役に立っている。あくまで表面だ。僕は自分の判断を客観的に吟味できないので、いい加減な主観にすぎない。それも承知。

で、見る。ひどい。で、読む。酷い。

久しぶりに先生とお会いすると、Carl Zeissの文字。世界最高峰のレンズ会社だ、と僕は独断している。Carl Zeissで撮影すると、素人の僕でも上達したと莫迦になる。先生の医院に置いてあったCarl Zeissはもちろんカメラのレンズじゃない。桁が違う機械。

それを50インチ超のモニターへ映し出し、手術や歯内療法の様子を解説してくださる。何がめちゃくちゃで、何がとんでもないか、素人が理解できる。わかるまで到達しないけど、「違い」を認識できる。

こう書けば、歯科医師以外の人は、「やっぱり機械か」と読むかもしれない。そうだとしたら僕の伝え方が拙い。機械じゃない。日本以外でも活躍される先生が、自分の治療を実現するために必要不可欠な手段を獲得したにすぎない。テクネーが道具を探し始める。

僕がCarl Zeissのレンズを装着して上手になったと錯覚する。そんなホームページが氾濫している。写真を撮影したにすぎないのに、「できた」と書く。そして、僕は撮影した枚数を数え、たとえそれらがピンぼけであっても「本数」と「症例数」にカウントする。「今まで一眼レフで1万枚撮影しました」と自慢する。毎日何枚撮って、年間撮影枚数に満足。

何が酷くて何がめちゃくちゃかをうまく書けない。虎の尾を踏みたくない気持ちと自分の表面的な見方に自信がないから。かなりボカして書いている。

ホームページを閲覧する人は、「何本」「何症例」「なんぼ」を探し、「ホームページがこぎれいかどうか」で判断する。

数字は魅力、数字は魔力、数字は活力、数字は無力。数字は嘘をつかない、数字を書く人間が嘘をつく。

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