尖った人は受信箱を捨てる

「生活から無駄なものを切り捨てていくと、最後に残るのは何だと思いますか?」 「無駄でないもの。君自身が残ることを祈る」 『臨機応答・変問自在―森助教授VS理系大学生』 森 博嗣 P.105

打ち手の小槌

イデオロギーを論じあってみたところで、何になるのだろう? すべては、立証しうるかもしれないが、、またすべては反証しうるのだ。しかもこの種の論争は、人間の幸福を絶望に導くだけだ。それに人間は、いたるところぼくらの周囲で、同… 続きを読む 打ち手の小槌

[Review]: 考えなしの行動?

観察をしてみようと一度決心すれば、まったく難しいことではない。ただ、体系的に、そして注意深く観察するには、訓練が必要である。私たちは、あまりに効率良く世間を動き慣れているから、多くの時間を自動航行に任せている。 『考えな… 続きを読む [Review]: 考えなしの行動?

頭と頭脳

何が不思議といって、私に最も不思議なのは、人が、不思議なことを不思議と思わないことである。わからないことを「わからない」とわからないことである。わからないことを「わからない」とわかっていないから、わからないことをわかろう… 続きを読む 頭と頭脳

創発を知らない組織の散発

われわれの道徳や生活の大部分は、いつでも義務と自由とが入り交じった贈与の雰囲気そのものの中に留まっている。幸運にも今はまだ、すべてが売買という観点から評価されているわけではない。金銭面での価値しか持たない物も存在するが、… 続きを読む 創発を知らない組織の散発