世人は、天才によって人物が人を感動させる詩を書き、また絵画を描くことができるという場合、天才をよいものと考える。しかし、天才の真の意味、すなわち思想と行動とにおける独創性という意味においては、ほとんどすべての人々がーーー… 続きを読む 認識を認識できるか?
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余計なお世話を焼けば焦がしかねない
外界の知識(情報)と頭の中の知識(情報)は、どちらも私たちの日常の活動にとって本質的な役割を果たしている。しかし、そのどちらの方をより重視するかは、ある程度は私たちが選択することができる。しかしこの選択にはトレードオフが… 続きを読む 余計なお世話を焼けば焦がしかねない
結界が決壊して陥穽が待っている
鹿に鞍をつけて、皇帝に献上し、「この馬にお乗りになって下さい」と言います。皇帝は、「これは馬ではない。鹿である」と答えました。趙高は、「そう思われるのでしたら、宮中の大臣たちを呼んで、鹿、馬のどちらかであるかを尋ねてみて… 続きを読む 結界が決壊して陥穽が待っている
[Review]: かけがえのなもの
ハンス・セリエというオーストリア生まれの医者がいます。[…]この人はウィーン生まれで、お父さんはオーストリアの貴族でした。しかし第一次世界大戦が起こってオーストリア・ハンガリー帝国が分解してしまいます。今の小… 続きを読む [Review]: かけがえのなもの
[Review]: ぼちぼち結論
表題が妙味。2001年から7年にわたって『中央公論』に連載した「鎌倉傘張り日記」が終了した。ここから『こまった人』と『まともな人 (中公新書)』が出版された。7年間、日本の社会も変わったし、私自身の意見もずいぶん違ってき… 続きを読む [Review]: ぼちぼち結論
[Review]: すばらしき愚民社会
テレビの司会者とコメンテーターに首をかしげたことありません? 「どうしてこの人にその質問をするのだろう?」とか「どうしてこの人にコメントを求めるのだろう?」って。テレビって素人目にもオカシイことがフツーなの?! たとえば… 続きを読む [Review]: すばらしき愚民社会
[Review]: 脳のシワ
『脳のシワ』 を読んだ。ふと書棚に目をやり養老孟司先生の著書をずいぶん読んできたんだなぁと気づく。とはいえ専門分野の書籍( 『唯脳論 (ちくま学芸文庫)』を除く)は読んでない。わかる・わからないすら判断できないのでふれて… 続きを読む [Review]: 脳のシワ