親鸞はここで修行の「目的地」という概念そのものを否定しています。行の目的地というのはいずれにせよ現在の自分の信仰の境位においては、名づけることも類別することもできぬものである。だから、それが「どこか」を知ることはできない… 続きを読む ここはここ
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人の目を気にする
もう少し説明すると、「人の目を気にする」人間の大半は、「自分の周囲の少数の人の目を気にしている」だけである。そして、「人の目を気にしない」というのは、自分一人だけの判断をしているのではなく、逆に、「もっと確かな目(あると… 続きを読む 人の目を気にする
無知が予知 法則を推測
どうやら、ある発言が真実だと認識するということは、言葉として口にできる以上のことを認識することらしい。しかもその認識による発見が問題を解決したなら、その発見それ自身もまた範囲の定かならぬ予知を伴っていたことになるのだろう… 続きを読む 無知が予知 法則を推測
にこやかにしなやかに
私のしなければならないことは、私の心にかかることだけであって、人の思わくではない。[…..]この世では、世間の考えに従って生活することは容易であり、また孤独のとき自分自身の考えに従って生活することも容易である… 続きを読む にこやかにしなやかに
rellection
ぼくらは世界の「空間」[客観的・外在的な]を見るわけじゃない。ぼくら自身の個別の視野を、生きているのだ。疑いの余地なく、これからのページをつうじて見いだしてゆくように、われわれはたしかにひとつの世界を体験しつつある。だが… 続きを読む rellection
徒然に過ぎ去る日を懐かしみ
04/19、奈良を散策。夕方、三条通りを西へそぞろ歩き、上三条町の交差点で北へ向かった時だった。正面から女子高生が日傘をさして歩いてきた。穏やかな顔。黒髪。黒の日傘。紺の制服と濃紺の靴下。白い顔。コントラストが素敵。彼女… 続きを読む 徒然に過ぎ去る日を懐かしみ
心は逆円錐形 頭は円錐形
本を読んで、その本を書いた人の言うことを理解するには、まず読む側の「自分」を消さなければならない。ーーーこんなしんどい思いを引き受けてまで「本を読もう」と思う人間は、どれくらいいるのだろうか? […..] 「… 続きを読む 心は逆円錐形 頭は円錐形