ハンス・セリエというオーストリア生まれの医者がいます。[…]この人はウィーン生まれで、お父さんはオーストリアの貴族でした。しかし第一次世界大戦が起こってオーストリア・ハンガリー帝国が分解してしまいます。今の小… 続きを読む [Review]: かけがえのなもの
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[Review]: 文章読本さん江
ブログをはじめて5年目に突入した。裏ブログの最初の頃を読み返すとフルチンで町中を疾走しているような気分。ブログB.C.から「文章読本」なるジャンルに興味をいだき、『谷崎版文章読本』でデビューをはたし、『三島版文章読本』で… 続きを読む [Review]: 文章読本さん江
[Review]: 人に言えない習慣、罪深い愉しみ―読書中毒者の懺悔
ブログで本の感想を書き散らしていると、他の人が何を読んでいるのか気になる。やがて「どんな読み方」をしているのか読みたくなる。それが高じると作家や詩人が執筆した書評を読みたくなる。そして、『人に言えない習慣、罪深い愉しみ―… 続きを読む [Review]: 人に言えない習慣、罪深い愉しみ―読書中毒者の懺悔
[Review]: 正しく生きるとはどういうことか
前作、『他人と深く関わらずに生きるには』と比べても内容に大差はない。ただ、いくぶん受ける印象が変わった。理由は前景に思想がおかれたから。前作は後景に思想があった。思想を前景か後景のどちらに描くかは、作品の仕上がりに影響を… 続きを読む [Review]: 正しく生きるとはどういうことか
[Review]: 他人と深く関わらずに生きるには
『やがて消えゆく我が身なら』が「身も蓋もない話」なら本書もやはり身も蓋もない話だ。ただ、それを「身も蓋もある話」に変換する知性が私に求められる。歯に衣着せぬ物言いが心地よい。 他人と深く関わらずに生きる、とは自分勝手に生… 続きを読む [Review]: 他人と深く関わらずに生きるには
[Review]: 知的な距離感
この本で説明するプライベートエリアという言葉は、「プライベート(私的な)」という単語と「エリア(空間)」という単語の組み合わせです。心理学や行動学では「パーソナルスペース」と呼ばれることもあります。簡単い説明すると「他人… 続きを読む [Review]: 知的な距離感
[Review]: ことばの顔
ことばはいつもちぐはぐだ。いつも過剰、いつも過少。ことばはそうしたずれを孕んだままでやりとりされる。充足したコミュニケーションなどというものは思ってみたこともない。だが、ことばを表現とか記号というふうにかんがえずに、ふる… 続きを読む [Review]: ことばの顔