YOMIURI ONLINE: 強度偽装マンション、半数以上が同じ建築主
この開発会社は、近年、関東近郊などを中心に業績を伸ばしている新興のマンション開発・分譲会社(千代田区)。自治体関係者の話によると、今回、構造計算書が偽造されていた東京都内の10棟中の6棟と、神奈川県内の4棟すべて、千葉県内の6棟のうち2棟の計12棟を同社が開発し、そのうちの8棟はすでに販売されていた。
とまぁ、この建築主のサイト[http://www.huser.co.jp/]へ訪問すると、平成16年4月に「日本住宅建設産業協会最優秀事業賞を受賞」って掲載している。該当のマンション名をグーグル先生に調べてもらうと神奈川県。来週の国交省の実名発表に含まれるのか?
品質マネジメント国際規格「ISO9001」を取得しているこの会社が、各建築設計事務所に「下請けとして姉歯建築設計事務所」とご指名している、手の込んだことだ:-II
今週末は証拠書類の扱いに右往左往、躍起になっているかもしれんね。何とかならんかな。即決で書類差し押さえって具合に。
前職の関係で、不動産管理会社の社長と懇意にさせてもらっていたけど、ホント、話を聞けば聞くほど、家を買うのにどれだけ調べないといけんの?って思う。まぁ、大なり小なり業界特有の「まぁ、経験則からこんなもんでいいっしょ」的暗黙知はあるだろうし、咎める点と看過できる点を区別しなくちゃいけないかもしれんけど、建築業界は素人目にみるとえげつない。
勝谷誠彦氏の19日付日記にこんなくだりがある。
私は自分の家の構造計算も把握しているし釘一本に至る単価まで知っている。監修してくれた南雄三先生http://www.t3.rim.or.jp/~u-minami/とは幾晩も酒を真ん中にして泥酔もとい論議を繰り返したし施行の工務店(株)吉原とはもはや親戚以上のつきあいだ。私が自宅にこれまでかけた金額があれば仕事場の隣に相当な広さのマンションを買うことができる。しかし私はそんなことを考えもしなかったし今なおしていない。なぜなら私はこの国の土建屋業界というものがどんな世界かを取材などを通じて知り尽くしているからだ。怖くてできませんよそんなこと。自宅を持つというのは拙宅の施行のように本当に信頼できるチームでなおかつ自分が全貌を把握してでないと極めて危険な行為なのだ。
まぁこのコメントは「ローン抱え悔しい」とおっしゃっている人のツラを札束で叩くようなもんだ、と個人的には愚考。とはいえ、悔しいかな的を射ている。
「地震はいつくるかわからない」をどう捉えるかはさておき、生死の問題なわけだから、「行政と検察の介入→上記会社の関与を早期発見→財産保全命令→損害賠償」を年内ぐらいに目処つけてよって、暴論か。関与を真っ向から否定するだろうしね。
にしても耐震強度偽造の件、「氷山の一角」は当たり前とはいえ、“何の目的”の立件だろう?
先だっての会計監査法人や談合がらみ、それに今回の建築関連、なんというか行政がからむ「標準化」とか「国際化」あたりに、香ばしい匂いが漂っている気もせんが:-c