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仕儀

2010.05.23 大雨

終日強い雨。朝、奥様を駅まで見送り。3日間の1人。独りの過ごし方は心得ているし、慣れているけど、1人の生活は戸惑う。まぁよい機会。昨日、里へ帰り、両親と会い、久しぶりの食事。この歳になっても親に心配させてしまうようでは情けないなぁと思いつつ帰宅。将来とか20年後とか極力関心ないが、今だけを考えても、出口へ行動しなければならない時期なんだな、きっと。父親の「まだ間に合う」が妙に湿っぽかった。

両親から離れ、時間の経過と比例して、両親を知覚する自分は変化。独立した大人として観察する自分がいて、やっぱり子供である自分を自覚して。両親からひとりの大人へのグラデーションは距離と関係の狭間を行ったり来たり。認識は上下から平面へ移り、感謝と尊敬はかつての意味と異なり、新しい感謝と尊敬へ衣替え。時折、敬語を使うようになった自分に気づく。ああ、変わったんだ。

OMMの21Fで食事した時、二人から生まれたと強烈に認識した。理由はわからない。5世代も遡れば誰だか知らない人々がいるのに、その方々の存在は幻想、世代は存在せず、二人は彼方からやってきて、地上へ突然現れ、自分を生んだみたいなリンク。へんな感じと妄想。強くステキな母から生まれて本当によかった、冗談と本気を巧みに操る父親の背中を見て育って鍛えられた、感謝と重圧を両手に携え、大人と子供を両親の前で演じる。二人が老いる姿と精神の移り変わりにふれる。

部屋を掃除、風呂を洗い、台所を拭いてゴミ捨ての用意。躰は勝手に動く、頭はクライアントやサイトのコードを浮かべる。

1人の初日。慣れないわりにまずまずだった。独りと異なった質感があってとても楽しかった。