thinksell archive

ブログを書く目的は「癒し」

すでにCNETかどっかで数日前にアップされていたから、ブロゴスフィアでおのおのがエントリーしているみたい。

HOTWIRED JAPAN: ブログを書く目的は「癒し」

ブログを書いているネットユーザー600人に、ブログを書く理由や内容を質問した結果をまとめた。それによると、ブログを書く理由として「自分の考えや感情を人と共有したい」と答えた人が54%、「自分の生活や興味の対象を記録したい」とした人が43%などで多数派だった。

「自分の考えや感情を人と共有したい」が近いかな。アウトプットするための道具としてうってつけ。

自分の頭にある観念を記号化して、それをブログにのっける。そして、読み手の頭の中に自分の記号化されたものを置いてもらって、理解の最大公約数をはかる手段かな。

僕の場合、書く目的が「癒し」とまではいかないけど、それでもブログをはじめて自分が変わったのは実感できる。少し長くなるけど、「なるほど」って激しく同意した解説があったので引用する。

東大で教えた社会人学―人生の設計篇 P.119より

最近の脳科学の研究で、人が能動的に頭を使って何かの行動をしようとするときに、脳内に"思考回路"ができあがることがわかってきた。(中略)脳内の思考回路において、高速の信号が流れるところを「軸索」といい、その軸索を包んでいる絶縁体のようなものを「髄鞘」という。この思考回路はパッシブな思考、要するに受身でモノを考えているときにはできない。何かをアウトプットしようとして自分でモノを考えるときにだけ思考回路ができるのである。

自分の頭の中にこの思考回路ができているかどうか、知るよしもないけど、こと「アウトプット」については得心できた。

それに、アウトプットしようとしたら、とにかくインプットしかない。しかも脳は疲れないらしいから、「継続する力」を自分がどれだけ持っているかだけなんだということも肌でわかってきた。

手前味噌ながら、インプットは学生からやってきたように思う。でも、アウトプットしてこなかったから機能せずだし、「新しい発想」なんかも生まれなかった。

癒しが奈辺にあるかわからんけど、インプット-アウトプットがジグソーパズルのピースのようにあてはまったとき、「つながった!」って快感があるのが、「癒し」なのかもしれない。それを求めてブログを書くみたいな(笑)

つながりますよネ、F先生。もう、なんというか心地よすぎますよね。

コレってブログを書くというアウトプットだけでなく、相手とのコミュニケーション(おしゃべりじゃない)のなかで生まれることもあって、そのときも「つながった!」って快哉を叫びたくなる。

一方、「ジャーナリズムに興味がある」は16%、「ニュースを発信したり、ゴシップなどの最新の話題に先んじたい」は12%、「政治に関する情報を公開する」はわずか8%で、外向き志向の人は意外に少なかった。

まぁ、これについては、僕はよくわからん。もともと「んじゃ、ジャーナリズムって何なの?」ってところから愚考したがる自分には、ジャーナリスティックな視点で書けない、書き方も見当つかない。ただ、「政治に関する情報を公開する」点は興味津々。

公開したいけど、公開するためのレトリックをつかみ切れていない。だから、こちょこちょと官庁の公文書をDLして読解力の訓練中。いずれチャレンジしてみたい。

何も書くだけが万能じゃないからね。要は、自分にあったアウトプットする手段をもてるかじゃないかな。それが見つかれば、「癒し」になるんじゃないの。