弛緩のもと

断食とは道徳的または宗教的目的から濃いに食物を断つことである。
断食はわれわれの傾向の一つ、否むしろわれわれの最も習慣的な要求の一つに反するけれども、それはきわめて古くから行われている。

『美味礼讃 下 岩波文庫 赤 524-2』 ブリア=サヴァラン P.70