誰がハブ 私が波布 ガブ

皇子山公園

shi3zさんの日記は読み応えがある。タイトルは素敵だし、視点がジーニアスで発想がクレイジー。それでいてクールなパッション。日記の評価ですが。

携帯電話を売ってる人は真面目な人も多いのに、たまにこういう対応をされると本当に業界に失望する。

ちなみにいわゆるソフトバンクショップというのは、代理店が経営しているのであってソフトバンクが経営しているわけではない。

彼らはソフトバンクからブランド使用許可をもらって経営している個人事業主に過ぎないのだ。

だからそれぞれの代理店は独立した会社になっていて、もちろんその中には大きくてきちんとしている会社もあれば小さくてデタラメなところも残念ながらいくつかはあるわけだ。

via: 謝罪という名の押し売り – Keep Crazy;shi3zの日記

先週、僕がiPhoneを買おうと立ち寄ったソフトバンクショップは2軒。直営店か代理店かもちろんわからなかった。いずれのショップでも買わなかった。iPhone 3Gを指さし、「コレ、下さい」と言えばいいのに。いやいや、今ならオンラインで購入できる。

結局、大手家電量販店で購入した。たったひとつの理由。「顔の表情と声のトーン」。それだけだ。なんて非効率で馬鹿な理由だ、と自嘲した。

引用先の日記に対するブクマの反応は十人十色。僕はといえば、恐怖を感じた。それは、shi3zさんがHUBだから(と、思っている)。これからiPhone 3Gを購入しようと考える人、あるいは夏にリリースされるであろう新型iPhone 3Gを待っている人たちは、”かの店”ではもう買わないだろう。

どの分野にもハブの役割をはたす人がいる。今ならブロガーの発言が一定の影響を与える。ましてやiPhone 3Gはマイナなカテゴリー、ハブの発言は重要度を増す。”かの店”が相手をハブと認識していたかどうかは知らない。だけど、波布に噛まれている。確実に。

家電芸人はいざ知らず、それ以外のジャンルで相手がハブかどうかなんて確認できない。”かの店”はリアルで確認できないまま、ハブは世界へ発信する。それがあたりまえになった。ハブはニッチの世界で影響を与える。

それにしても不思議。ドコモショップでも同じ。僕も何度か首をかしげた。だけど、その違和感をドコモへ重ねなかった。13年近くつかっているので贔屓しているとしても、それによって、「ドコモは….」というフレーズは口から出ない。だけど、今回のソフトバンクショップのふるまいや、自分が立ち寄ったショップのイメージをソフトバンクというキャリアへ重ねてしまった。

先入観は恐い。だけど、先入観がモノを選び、意見へ耳を傾ける。