5万円の最速マシンよりバックアップシステム

西川和久の不定期コラム Core 2 Quadマシンを5万円で組む!を読んで、昔ならすごい時代になったなと喜んでいたし、挑戦してみたかも。だけど、今、5万円使うなら1TBのバックアップシステムを構築するかな。もちろん、「PCを組むこと」と「バックアップシステムを構築すること」は比べられるわけありませんが 😆

結論を書くと、I-O DATA 1000BASE/T対応 ネットワークハードディスク HDL-GS 1TB + I-O DATA USB 2.0/1.1対応 外付型ハードディスク 1TB HDCN-U1.0Lを購入してシステムを構築。19,980+12,480=32,460円の投資。ケースによってギガビットHUBを追加。スモールオフィス向けです。

I-O DATA 1000BASE/T対応 ネットワークハードディスク 500GB HDL-GS500

まず、HDL-GS 1TBをLAN内に配置して、そこへデータを一元管理。ローカルのPCのハードディスクには保存しない。ローカルで稼働するファイルは、テンポラリーだけ。

HDL-GSの背面にはUSBが付いている。そこへ、HDCN-U1.0Lを接続してHDL-GSのデータを全バックアップ。これを専用ソフトかあるいはコマンドを叩くか、とにかく自動でバックアップするように設定。バックアップの間隔は1日ぐらい空けてもOKかな。

RAIDを選択してもいい。ただし、その場合、割高になる。その上、RAID1(=ミラーリング)をバックアップシステムだと勘違いしてしまいかねない。先日、アメリカの会社がミラーリングで倒産した。解雇された社員がミラーリングのシステムを破壊してしまったって話。

5年前、もっと前かな、XeonのWorkstationを自作した。当時、20万円ほどかかったと記憶している。それでも、完成品を買うより安かった。まったくトラブルなく、今もバリバリ稼働している。だけど、それより速いPCが5万円で組めるなんて。安定性はともかく。日進月歩に目をみはるばかり。

ただ、オンラインサービスが充実して、ストレージの価格も下がる一方の今、これからローカルにデータを保存する機会はますます減るはず。メールもIMAPならどの端末からアクセスしてもいつも同じ状態。ローカルにない。だからローカルのHDDが大容量化していくメリットを感じない。

とにかく、これからは、

  1. メールがどの端末()携帯電話やPCからでもアクセスできて常に同じ状態にある
  2. データを一元管理する
  3. 2.のデータへどの端末でも外部からセキュアにアクセスできる

の3つに資本を投資しようかなぁと思案中 :yes:

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