KAMAKURAへの想い

KAMAKURA

いずれ鎌倉で住むなと思い込みつつ、またぞろ聞いている。KAMAKURAがリリースされたのは1985年9月14日とのこと。13歳のとき。たぶん14,5歳のころにレンタルレコードでレンタルしたように覚えている。LPレコードを買うお金を持ってなかった。当日返却の代金とカセットテープの代金をお小遣いの中から捻出して、お店へ走った。

ドキドキしながらレコード針を落とした瞬間、”Computer Children”が流れてきて、頭がじんじんした。な、何だ! この曲は。今までの曲と全然違うやんって感じ。それから、スピーカから聞こえてくる異質なサウンドにワクワク。ノリノリでノートに歌詞を写していった。コピーなんてなかったかもしれないし、あってもお金がなかったし、そもそもひらめかなかった。

“顔”を何度聴いても単語が浮かべられず。ただ、なんだか艶めかしい歌なんだな、と思った。この曲が一番気に入った。そして、”顔”の次にかかった曲が“Bye Bye My Love (U are the one)”で、なんてかっこいいつなげ方をするんだろうって嬉しくなった。

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波音は情事のゴスペル あの夏よいずこへ
酔いざめのヌードで今 誰かに抱かれている

この歌詞とくり返しの歌詞の間に流れる伴奏が大好きで、カセットテープを何度も巻き戻した。カセットテープの音が”こもる”まで巻き戻してくり返し聴いた。

奇麗な教会、美しいステンドガラスの窓、僕がこの曲に抱くイメージ。そして、高校の時に出会った女性がオーバーラップする曲。

[youtube=http://jp.youtube.com/watch?v=UgzjMwm3_vw]

他にも

[youtube=http://jp.youtube.com/watch?v=6OihjTsJjRo]

[youtube=http://jp.youtube.com/watch?v=A0iMnmHClaE]

[youtube=http://jp.youtube.com/watch?v=-lHypaETDJs]

この曲を聴くたび、清水谷高校の3年間が鮮明に蘇ってくる。KAMAKURAは中学校と高校の6年間にリンクしている。だけど、それが、今、自分の生活になるかもしれないなんて、すごく不思議な気分。