目の前にある花

花壇の花

毎朝、花と紫蘇と二十日大根に水をやる。日向になる前に水をやるようにしている。意味はない。ただ陽が当たってからだと遅いかなという程度。自分が朝起き抜けに水を500CC飲むのと同じ感覚。

このルーチンワークを二年ほど前から続けている。下手な本を読むより勉強になった。あっ、ただ花の名前は知りません。興味ないので。買ったときの名札を土にさしているようだけどもう見えなくなった。名札の役割を果たしていない(笑)

朝顔

たとえば朝顔。今年は植えていないのに、どこからともなく一本だけ芽をだした。びっくりした。そのまま水をやり続けているから大きくなっている。朝顔の葉はとてもわかりやすく、朝方水をやると、「ありがとう」と答えてくれるような感じ。だけど、この時期のかんかん照りにうんざりするのか、昼過ぎにもなればぐったりしている。

朝顔

夕方、陽も落ちて日陰になったころ、土の様子をながめて水をやる。すると、一時間もすれば、「ありがとう」と笑顔で勢いをとりもどす。これほどわかりやすい奴はいない。人もこんな調子だったら上司と部下は苦労しないだろうなぁと思う。だけど、どこか似ているような気もするけど。まだ言葉にならず。水をやりながら考えている。

今年の朝顔の成長は遅い。たぶん、他の花たちと栄養を取り合いっこしているからかも。たいへんだ花も。こんな状況でどんな花が開くのか楽しみ。