Vista or XP ?!

APPLE MacBook 2.4GHz 13.3インチ 250GB MC516J/A

XPが手にはいるのは今年の7月まで?と書いた矢先に、CNETのほうでも気になるニュース。

Microsoftはすべての人に最新版のVistaへ移行するよう強く働きかけているが、当分のあいだは「Windows XP」がとどまりそうな市場の現状がある。今のところ、大手のコンピュータメーカーは6月にはXPの販売を停止することになっているが、この期限など軽く超えてこの状況は続きそうだ。

via: 「Windows XP」の提供期間、再延長の可能性が濃厚に:コラム – CNET Japan

根拠は2つ。

  1. フラッシュメモリを採用した低コストノートPCの市場
  2. 初心者向けの「Windows XP Starter Edition」を採用した新興市場

EeePCが火付け役になって続々と市場へ投入される。後継機は8.9インチ版にタッチスクリーンモデルでGPSサポートらしいし、HPもHP 2133を発表するとのこと。CloudBookも先日、国内で発売された。これらミニノートのスペックはXPなら十分だけどVistaでは満足に稼働しない(大半の標準搭載メモリーは512MB、CPUもいくぶん低速)。だけどもXPでちょこっと使う程度なら十分なわけで、結構な勢いで売れている。だから、マイクロソフトも悩ましいところ。

この記事はもともと同僚が書いた記事への反論。

優秀なWindows OSが結局はすべて終わりのときを迎えることは、われわれにはわかっている。XPは安定しているし、幅広く支持されているが、最終的には消えゆく運命だ。XP搭載の新しいPCはこの夏にも姿を消し始めるだろう。Microsoftは、2009年1月にはXPの販売を完全に終了することになっている(ただし、サポートはこれ以降も提供される予定だ)。

via: すべての道は「Vista」へ通ずる–移行は避けがたい必然:コラム – CNET Japan

たしかにXPが投入された当初も、「Windows 2000がサクサク動くのにXPに乗り換えなきゃならん」と揶揄されたし、わざわざ「ライセンスの認証をマイクロソフトにお願いする」なんてバカバカしかったわけで。おっと、これ以上はピーですな。だから世界中にはXPのライセンスをクラックする情報がころがってるし、世界最大の人口を誇る国では、<em>「デフォルトで偽XPが搭載されているパソコン」</em>がフツーに販売されているわけで。

それも、今となっては懐かしい話。「ライセンス認証」もあたりまえに。そう思うと、なんでVistaがXPの登場当時よりも否定されるのかイマイチわからない。といっても、私も使いません。

やっぱり、コンピューターを入れ替えなきゃならないのがネックなのかな。2000からXPのときは、アプリケーションをローカルで動かしていて、スペックも非力だった。でも今のパソコンって、フツーに戯れる分ならオーバースペック。むしろ回線がボトルネックとか、サーバー側で動かすアプリケーションのレスポンスが問題だったり。だからOSを買うついでにハードなんてバカらしい。「Windowsでないと動きません」も過去の話(になりつつあるだろうし)。業務用のアプリケーションをのぞけば。

にしても、ビジネスはともかくホビー用途ならVista or XPはもうそろそろ不毛でしょう。 MacBook にスイッチしましょう 🙂