いまごろ携帯電話の鎖国に気づいたwww

NM705iを予約して今週はじめには手にできるとの連絡をいただき喜びもつかの間、いまごろ携帯電話の鎖国に気づいた 🙁

海外に在住、あるいは頻繁に海外へ出向く、はたまたギークというかライフハッカーのようなユーザーの方々には、「何をいまさら」的なお話。たとえば、今年に入って耽読しているNo Mobile, No Life.さん。私からすると異次元の方と感嘆。キャリアの呪縛から我が身を解く。

いままで自分が使っていたシステムがあたりまえだと思いこんでいた。ところが、「海外」へ目を向けたとき、異常な仕様だと気づかされる :[

  1. iモード – Wikipedia
  2. SIMカード – Wikipedia

1.と2.を是が非でも死守したいドコモ。iモードが発表された当時、世界の最先端(だったのかも)。プッシュ型メール機能があたりまえの@docomo.ne.jp。閉鎖的なネットワークと開発容易なコンテンツ。とても便利。だから世界でもと、海外に2兆円を投資した結果、海外のiモード契約者数は700万人。1契約者数のコストは? それを払ってきたのは、「購入するとき安く、でも通話はバカ高い」日本のユーザー。

「Eメール」と称しても、キャリアが変わればメールアドレスは変わる。おまけに「携帯」からしかアクセスできない。かと思えば、月額200円を払えば、パソコンでも使わせてやるサービスを発表した。Gmailや@niftyメール、Windows liveメール…..容量数GBのメール。サービスが存在するかぎり永遠に保存できるメールを「無料」で手に入る時代に200円を払う。

じゃぁ、Eメールをやめてショートメッセージサービスを利用しよう。あれ、ドコモからソフトバンクへ送れない? 電話番号なのに。家族間無料かと思えば、SMSは違ったり。スパムの温床になるのもわかるけど。

どうしてソフトバンクが販売する端末をドコモで使えない?

それが2.(SIMカード – Wikipedia)。これも何を今さら。ソフトバンクが販売するSoftBank X02NKをドコモで使えない。なぜ? 今回、NM705iを購入するのはキャリアの呪縛から脱出する第一歩。日本でしか使えない携帯電話に使わない機能が搭載されている(有無を言わさず)。そんな端末に52,500円も払うなら、海外携帯電話を購入して末永く使うほうが自分に合ってる。たとえば、Nokia N95のスペックを読んで、国内メーカーの携帯電話と比較したとき愕然(比較することが不毛だけど)。

NM705iを通話専用端末に。購入価格は一括2万8980円(ひょっとするとDSならもう少し安いかも)。10年以上契約しているからバリューコースにすれば、基本月額料1,050円+iモード月額料210円。いずれiモードを解約すれば、 無料通話が1,050円なのでいわば月額0円。あとは端末をどれだけ長く使うか。

10年以上契約していていてもおかまいなしのキャリアにできるだけお金を払いたくない。あと数年も我慢すれば、「携帯電話」がなくなるかもしれないし、「通信」が「インターネット」に組み込まれていけば、IPフォンやSkypeを使う機会も。

スマートフォンを記憶の補助装置に

今後の予定。できるかどうかまったくわからないけどライフスタイルの再構築。

  1. NM705iは通話専用端末(月額基本料1,050円 のみ)
  2. N95かN78を購入して、データー通信専用端末(ソフトバンクのデータバリューパック)

2.はソフトバンクのコネクトカード用SIMを単体で購入(可能かどうかわからない)して、データバリューパックに加入。今、少しずつ少しずつ、「あちら側」に持って行っている。1台のMacBook Proに1台のスマートフォン。両者を同期させ、自分の記憶の補助装置になれば、分散させてなくてすむ。

あとは、ゆっくりとゆっくりと「携帯電話もMacBook Pro」を持たなくてもいい生活を送れるようにがんばろう 😉