ソニーエリクソンもドコモから撤退?!

Engadget Japaneseからソニー・エリクソン、ドコモ向け携帯の開発・製造から撤退へ –との第一報が。

グローバル市場でのソニエリは2007年の台数ベースで前年比+40%となる1億300万台を販売するなど好調であるものの(世界シェア約9%, 第4位)、国内分は2007年度の予想が360万台。キャリアの要求仕様に応える国内向け端末の開発費用が100億円以上に上ることから、ドコモ向けの開発・製造終了を決定したとされています。

via: ソニー・エリクソン、ドコモ向け携帯の開発・製造から撤退へ – Engadget Japanese

グローバル市場と国内市場の明暗がクッキリ。おまけに注文のうるさいDoCoMoの仕様にそって開発すると100億円以上の費用とか。SO905iCSを発売したばかり。KDDIは「当面」継続するらしい。なるほど、だから同じ端末なのに、SO905iCSとW61Sとでは、「搭載機能に差をつけた」のかと納得。どう眺めてもW61Sのほうが付加価値が高い。

ソニーエリクソンはXPERIA X1の実機を公開した矢先だから、SO905iCSの販売とXPERIA X1の発表のタイミングから推し量ると、「見限った」とくみとりたくなる。

Dの撤退に続き、エリクソンの撤退。N,F,P,SHのサバイバル、だけど端末は金太郎飴。「見かけ」が違うだけ。中身は同じ。とはいえ、Nはソフトバンクへラブコール。「魅力的な“N”端末も出てくる」と揶揄されつつもドコモとズブズブから足を洗うかの動きも。まぁ、ガリバーからようやくフツーのキャリアへ適正化されるわけで。そのあたりのマーケティングを眺められるのも「携帯電話」の時代だからで。乙です。

「かつてNECさんが端末の提案を持っていらしたときに、『こういう端末ではお互いに発売するメリットがないのではないか』と、5分ほどでお引き取り願ったことがあった。しかしその後、再度持ってきていただいた提案は、非常にすばらしいものだった。いずれソフトバンクモバイルから魅力的なNEC製の端末をご紹介できると思う」(孫氏)

via: 「魅力的な“N”端末も出てくる」──ソフトバンク 孫社長 – ITmedia +D モバイル

報道を一部否定したようですね