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沈黙のCM

世界で最も効果なスーパーボウルのCM。30秒で220〜250万ドルとも。そのCMに60秒のCMを流す企業。内容は「沈黙」

すてき。想像力と欲望がなせる技。狡知と英知、両方を融解させる度量。

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分をわきまえる

天皇陛下の記者会見全文を読む。格差社会の問題について、興味深い御意を。自由競争とセーフティーネット。宮内庁の誰が記者会見の問答を書いたのかわからないけど、天皇陛下の役割を果たさせようという意気込みが感じられて好感を持った。

もっとも琴線にふれた言葉。

「心の中に人に対する差別感を持つことがないような教育が行われることが必要と思います」

私は「平等」と受け取らない。むしろ「分をわきまえる」との物言い。やんわりとにこやかに厳しい一言。「我慢」が二の次になって、「依存」と「放恣」が主役に躍り出る。

秋霜烈日と志操堅固。

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戦術眼の高さと集中力

昨日、クラブW杯のテレビ中継を観戦。サッカーをよく知らないけど観るのはスキなので観ていた。「世界はスゴイなぁ。このチームと対戦した浦和も素晴らしいなぁ。浦和にとってこれからはミランが”基準”になるんだろうなぁ」とワクワクした。

ボール支配率はミラン61%、浦和39%。ミランは各国代表選手がズラリ。ボールが支配されていると素人目にもわかった。ただ、浦和の守備はただ守っているという感じじゃなくて、攻めるような守りように映った。気のせいかも。観ていてハラハラするより、「イケ! イケ!」って。

もちろん、個々の選手の能力や技術は圧倒していた。カカのボールをもったスピードや自分の走りたい方向にボールを蹴り出してそこに走るようなボールタッチの少ないドリブル(ドリブルというのかどうか知らない)、ガットゥーゾのボールを刈り取るディフェンス、ナンダあの31歳の体力、あと誰だったかセードルフかピルロかのゲームコントロール…。

じゃぁ、一体何が違うのだろう? 今朝の朝日新聞の記事に目が止まる。

一気に得点を奪いにきたミランに突きつけられたのは、プレッシャーのかかった場面でも正確にボールを扱い、失点の場面に表れたように、空いた空間を的確に攻めてくる戦術眼の高さ、集中力だった。「場面によっては無理せず、シンプルにつないでくる」と鈴木。プレーの選択肢の的確さも含め、その戦術眼の高さで敗れたという。

“戦術眼の高さ”と”集中力”。なるほど。マネジメントにも応用できそう。「ひとりひとりが今何をしなければいけないのか」を理解して実行する精度の高さだと思う。システマティックに組織だって動かなくてもいい。けど、「ココ、集中! ポイント」と察知する力とそのときの個々の力を集積する感性の差というか。

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仕事の心構え

  • わかっていてもやらないのはわかっていないのと同じだ
    やっても成果がでないのはやらないのと同じだ
  • できない、無理、難しいという先入観を払い退けよ
    問題へ臨む態度が すべてを決する
  • 常に「ほかのやり方」は無いか考えよ
  • やるべきことが決まったらとことん押しつめよ
    問題は能力の限界でなく執念の欠如である
  • 人間の能力に差はない
    あるとすれば「根性」の差だ

土光敏夫

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たまたまと比較する心

ブロゴスフィアで「格差社会」を書くとき、丁寧に弁証を積み重ねていくか、奇抜なアイデアを持っていないかぎり、「虎の尾」を踏んでしまう。わたしは、そのいずれの才もないので書けない。けど、やっぱりじぶんも参加してみたいなぁという欲望もあって優柔不断。なので、コピー&ペーストの「引用」と「転載」で自慰行為をしてみようかと。以下、引用。愛読ブログからふたつ。

内田樹の研究室: ジニ係数って何?

私自身は「格差」というのは(ひろく「貧富」といってもいい)幻想的なものだと考えている。かつて「一億総中流」という認識がひろく流布しているときには(実際には天地ほどの所得差があったが)日本人は一億総中流気分であった。それと同じように「格差が広がっている」という認識がひろく受け容れられているときには、(実際に所得差がそれほどなくても)格差「感」は強く意識される。[...]人は自分の等身大を原器としてしか、所得差の意味を測ることができないのだが、人が「自分の等身大」と思っているものは、ほとんどの場合、イデオロギー的構築物なのである。

コメント欄がいくぶんにぎわっている。日中関係を述べたときほどでもないけど、内田樹先生のときおりのぞかせる「フツーに考えましょ」的な理路に読み手は反応する。内田樹先生の著書をこのブログや2PandDoubleでレビューしてきた。批評できるわけもなく、「書いてある意味がわからない」とじぶんを罵りながらいつも読了する。

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動じない18歳たち

第89回全国高校野球選手権が終わった。開幕戦を制した佐賀北がそのまま一気に頂点までのぼりつめた。最初から最後まで大舞台に立っていた主人公たち。もじどおり旋風をまきおこした。

asahi.com: 「がばい旋風」佐賀北 県立高、努力でつかんだ頂点

快進撃の裏には、たゆまぬ努力が隠されている。土台になっているのは徹底した基礎練習だ。「練習時間が短いことはハンディとは思っていない」と百崎監督。久保は冬場にチーム一走り、タイヤを引っぱった。体力をつけることで自信もつく。九州の強豪校と積極的に練習試合を組み、試合後は必ず選手自身が相手ベンチに出向き、よかった点、足りない点を指摘してもらった。

まったく動じていない18歳たちに惚れ惚れと見入る。あまたの選手のなかでもっとも印象に残ったのは、帝京の左腕エース垣ケ原達也投手。

Sponichi Annex: 横浜 帝京の垣ケ原を緊急リストアップ

準々決勝で佐賀北に敗れたものの、チームをベスト8に導いた。村上チーム運営部門統括は「ウチは左の先発候補が欲しいのは確か。垣ケ原くんはマウンド度胸がいいし、スカウトからの評価も高い」。

ベスト4進出をかけた佐賀北戦。下馬評では帝京有利。ところが、試合がはじまると、強打の帝京打線は沈黙し、延長にもつれこむ。垣ケ原達也投手は、当初の予定と違い、3回から登板。

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字幕版邦画をふつうに鑑賞できる社会

字幕付き邦画もっともっと 障害者、子供と楽しみたい

名画を大きなスクリーンで楽しみたいのは難聴者も同じ。小島さんは「健常者にとっては字幕は気になってしまうかもしれないが、高齢化社会を迎え、人口の5%は聴覚に何らかの障害があるとされる。福祉の観点で、字幕版邦画の上映回数をもう少しだけ増やしていただければ」と話している。

むかし、学校の聴覚検査で軽度の聴覚障害と診断された。聞こえにくいなぁと思うときもしばしある。なので、なんとなくだけどわかるような気がする。字幕版の洋画を観ている私は、あまり字幕を気にしない。邦画に母国語が字幕してあるとどうなのだろう。たしかに気になるのかも。

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そもそも論

昨日、クライアントのウェブサイトのミーティングに参加する。「継続は力なり」と「そもそも」を再認識。そして今日、「衛生士として、何を学ぶべきか?」というテーマを別のクライアントから頂戴したので、なにやらリンクさせながら以下、愚考。

「そもそも」とは何か。私の口癖は”ウェブサイトは現場の鏡”。リアルな現場の「空間と時間」が仮想世界に反映される。表裏一体。ミーティングの司会者が私を以下に評価した。

「ホームページが単なる道具であるならシンクセルには頼まない」

この言葉を私に預けたのはなぜか。きっかけは、司会者の方の疑問。意訳するけどご容赦を。

「そもそも論になるけど、ホームページで何を訴えたいのか?」

この「そもそも」が現場の空気を醸成する重要な要素だと思う。というのも、「悩む」組織は多い。が、その「悩み」の根本たる「そもそも」を、経営者、もしくは一部の方々だけが「感じている」にすぎない、という組織もある。「そもそも」を俎上にのせる。それには、各々が考える「そもそも」を言葉に変換して「声」に出さなければならない。その声はどんな「色」か。周囲が確認する。

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情報共有に悩む組織

独立してからひとりで仕事をしているので”情報共有”の感覚がずいぶん鈍くなっている。そんなところへ飛び込んできた記事。

「変な会社」が徹底する真っ当な情報共有:ITPro

はてなでは、社員が全員ブログを書いています。業務日報的なものだけでなく、基本的に何でも書くんです。[...]「個人のブログみたいなことを書いても意味がない」と感じる人もいるでしょうか、そうではないんです。[...]社員の置かれている状況や考えを知ることで、管理職の人間が的確にアドバイスしたり、業務上の優れた提案を考えついたりできるかもしれない。だから業務以外の話も書くようにしているわけです。

ここで気になるのは、「書く」を苦にしない人がはてなに勤めたのか、それともはてなに勤めたから「書く」ようになったのか。どっちでもいいか(笑)

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パティーナ

いま、NHKが放映している『”ケータイ”デザインの最前線』を視ている。ソニーエリクソンが販売予定の携帯電話についてブレインストーミングしていた。4,5分程度に編集された様子とはいえ、コンセプトが抽出されていくプロセスを目の当たりにして興奮。

「パティーナ」

ラテン語で、「経年変化によって生まれる味わい」という意味らしい。携帯電話の価値は”新しい”だけだろうか。一人の日本人が、メンバーに声をかけた。「ラディカルなことを言ってもいいかい?」と。もちろん、ブレインストーミングのなかでそれを遮る人はいない。

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