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機能<デザイン<ブランド
- 2008-09-02 (Tue)
- Diary
先週の土曜日、ランニングシューズを買った。運動は心臓や間接に負担をかけ、かえって身体を壊すのではないか、と常々疑っている。我ながら今回の行動に驚いた。ここ数年、足腰の筋力の衰えを感じていて、先日の健康診断でも自覚できた。運動指導の先生から指摘された内容と自分の予想が一致していたので、費用対効果に不満はナシ。心肺機能は問題ないけど、足腰の筋力が予想以上に低下していた。あと血圧がやや高めだった(予想どおり)。
健康診断の時、20mダッシュを50本近くやってみたあと、身体の調子がよくなった。というわけで、少し運動してみようと思いったのが今回のはじまり。場所は、大津パルコ前のショップ。ところが困った事態へ。店内を数分歩いて吃驚。なんていうのかな、今履いているオニツカタイガー MEXICO 66 LAUTAのようなスニーカー風のランニングシューズがない!! うまく言えないけど、もっさりしている、いや、あ、なんだろ、走ってますよとアピールしているようなシューズばかり。あれ、SFにでてきそうなシューズもあったり。マイッタ。
店内をウロウロすること30、40分。そのあいだ、とにかく考えた。どうしてこんなデザインになるのだろう、と。だけど、自分が間違った方向へ歩いているのに気づいた。ランニングシューズの役割は機能だ。デザインに目をやる僕に対して、機能性を重視すれば、おのずと目の前にあるデザインになるのかなぁと考え直した。むしろmobusやTiger、Patrickなどは、スポーツスニーカーというジャンルのファッションなんだなぁと思った。
そうこうしていると、丸刈りの男性スタッフがやってきて、「走られるんですか?」と訊ねてくれた。ボクシングの内藤選手にちょっと似ている。第一印象は、引き締まった身体。スリムな足に目がいく。ジーンズを脱ぐと、か細い足じゃなく贅肉がそぎ落とされた脚が現れるかも。話を伺うとランナーのようだ(どんなランナーかは知らない)。事情を説明した。そのやりとりがたいへんおもしろかった。僕が選ぶシューズは、ほとんどナイキ。なのにスタッフはミズノかアシックスを控え目にすすめる。もちろん、選択を否定したりしないけど、なるべく選ばないように言葉を探しているようだった。
ナイキを選ぶ理由は3つ。
- ランニングシューズのなかでは比較的洗練されたデザイン(もちろん主観的)
- 少し高めの価格設定
- ブランドイメージ(笑)
スポーツスニーカーやランニングシューズの履き心地は、価格に比例すると思っているから、なるべく高いシューズを選ぶ。予算内なら一番高いモノをいつも買う。とにかく「継続」が目的だから、シューズが足に合わず、嫌になることは避けたい。
ところが、ミズノをすすめるスタッフは違う。(在庫のある商品のうち)上から3、4番目あたりの価格をすすめる。不思議だった。ナイキとミズノ、競合するシューズはどれもナイキが高い。お店にとって、ナイキを買おうとする客をとめる理由はない。
迷っていると、スタッフはナイキとミズノのシューズをそれぞれ片方ずつ履かせてくれた。右足にナイキ、左足にミズノ。同ランクのシューズ。あきらかに違った。ミズノのほうが僕には合っていた。即決だった。スタッフは、はにかみながら口にした。
「私もはじめはナイキやリーボック(かパトリックだったか)を履いていたのですが、一度、勇気を振り絞ってミズノを履いて吃驚しました」
日本のメーカーが日本人の足に合うように製造している理由を体感した。じゃぁ、どうして一番高いモノをすすめないのか(このときすでにコスト意識が芽生えはじめていたけど)。その理由も説明してくれた。納得。たしかにおっしゃるとおり。
今回の説明は、何も知らない僕が受け入れるのに充分だったし、男性スタッフの応対へ感謝。もちろん、シリアスランナーやトレーニングランナーの方々は、違う意見や否定的な見解をお持ちだろう。ただ、僕がはじめに抱いたようなイメージって、他の方々も持っていないだろうか?
日本のメーカーが製造する商品は、一度使えば、精密なつくりや秀逸な機能がわかるのかもしれないけど、その「一度」目で手に取らせようとする商品が少なくないかな? 機能<デザイン<ブランドの不等号は人ぞれぞれだろう。ランニングシューズの不等号は僕の中で変わった。
タグ: GR DIGITAL Ⅱ, sports, think, usability関連する投稿
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人事を尽くして天命を待つ
- 2008-07-07 (Mon)
- Article
オリンピックの選考会にギモンがひとつ。選考会のルールはグローバルとローカルのどっちか。勉強不足で恥ずかしい。水泳は一発選考、柔道は実績重視。陸上も一発選考かな。わからん。たとえば水泳の一発選考は、日本だけか世界共通なのか。あるいは柔道の実績重視は日本だけの選考方法で、世界は一発選考かなどなど。
米国はどうも”200″が鬼門になった。陸上のゲイは転倒して代表を逃し、水泳のハンセンは平凡な記録に終わった。特に水泳のハンセンは1ヶ月前まで4年間も世界記録を保持していた。100の泳ぎも悪かった。それでも200もまぁ大丈夫みたいなところもあった。だけど北島康介を指導する平井伯昌コーチは「泳ぎがひどい」と100のあとにコメントしていた。平井コーチのコメントが印象に残った。続けて200のあとに、「精神面の弱さが見事に露呈した」とも。どうやらもともとメンタルの弱さを抱えていたらしい。
指導するテキサス大のリース・コーチは「信じられない」と絶句し「どうしようもない、と声をかけるしかない」と頭をかかえた。女子のエース、コーグリンは「あまりにも残酷…。見ていられない」と言葉を絞り出した。1カ月前まで4年間も世界記録を保持していた王者の敗退。一発勝負の常とは言え、米国選手に与える影響も大きい。最初のレースでのショックが尾を引いたのか、この日も前日に続いて世界新のアナウンスはなかった。
と思えば、女子100メートル自由形は2度の引退から復帰したダラ・トーレスが2000年シドニー五輪以来の代表になった。米国競泳選手で初めての5度目の五輪出場で、41歳の代表は米国競泳勢で最年長。すごいの一言。
ケガで涙をのむ選手がいれば、メンタルに左右される選手もいる一発勝負の選考会。日本では池田久美子が日本記録を保持してA標準を突破していたのに日本選手権では3位に終わった。追試の南部記念で6m70cmを跳躍して代表へ。よかったなぁと一人で祝杯をあげた。サプライズも。
福島千里(20=北海道ハイテクAC)が北京五輪切符を手にした。ラストチャンスをかけ女子100メートルに出場した福島は11秒49で初優勝したが、五輪参加A標準の11秒32には届かなかった。だが日本陸連が試合後、福島を代表に選んだことを発表。話題性と成長力が決め手となった。
冷静に考えれば、日本記録を更新しても2次予選突破できるかどうか、ましてやA標準を突破していない福島千里選手に世界の壁はあつい。だけど、陸連は代表に選出した。その心意気としたたかな戦略に拍手したい。
継続すること、人事を尽くすこと、そして、平常心。
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世界陸上やっぱり感
- 2007-08-27 (Mon)
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為末大選手が男子400メートル障害で予選落ちした姿を視ていて以前から抱いたもやもや再浮上。野次馬の戯れ言として備忘。いつ頃からか、メディアのスポーツ中継に違和感を覚えるようになった。じぶんの観戦がかわったのか、メディアの放映が過剰気味かを検証しなくちゃいけない。でも、やっぱり腑に落ちない。
そんなもやもやした感情を抱きながら、視るとこ視てテレビのスイッチをきってしまった。
- ドラスティックな映像を編集して感動物語を演出する
- むやみやたらに選手にニックネームのようなラベルをはる
- 大声を張り上げるけどあまり中身が感じられない実況
などに辟易してきたし、素人が視ても合点がゆく解説というか、陸上の醍醐味をリズミカルに解説する人がいない、と偏見を持ちはじめたので。
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動じない18歳たち
- 2007-08-22 (Wed)
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第89回全国高校野球選手権が終わった。開幕戦を制した佐賀北がそのまま一気に頂点までのぼりつめた。最初から最後まで大舞台に立っていた主人公たち。もじどおり旋風をまきおこした。
asahi.com: 「がばい旋風」佐賀北 県立高、努力でつかんだ頂点
快進撃の裏には、たゆまぬ努力が隠されている。土台になっているのは徹底した基礎練習だ。「練習時間が短いことはハンディとは思っていない」と百崎監督。久保は冬場にチーム一走り、タイヤを引っぱった。体力をつけることで自信もつく。九州の強豪校と積極的に練習試合を組み、試合後は必ず選手自身が相手ベンチに出向き、よかった点、足りない点を指摘してもらった。
まったく動じていない18歳たちに惚れ惚れと見入る。あまたの選手のなかでもっとも印象に残ったのは、帝京の左腕エース垣ケ原達也投手。
Sponichi Annex: 横浜 帝京の垣ケ原を緊急リストアップ
準々決勝で佐賀北に敗れたものの、チームをベスト8に導いた。村上チーム運営部門統括は「ウチは左の先発候補が欲しいのは確か。垣ケ原くんはマウンド度胸がいいし、スカウトからの評価も高い」。
ベスト4進出をかけた佐賀北戦。下馬評では帝京有利。ところが、試合がはじまると、強打の帝京打線は沈黙し、延長にもつれこむ。垣ケ原達也投手は、当初の予定と違い、3回から登板。
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Do the little thing
- 2007-03-14 (Wed)
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Do the little thingな松井秀喜の姿勢の「細かいこと」って何だろう?と考え込んでしまった。
タグ: cognition, end, sports, wisdomジョー・トーリ監督も、松井の道具を大切にする姿勢に感心する一人だ。「マツイが道具を大切に扱っていることはもちろん知っているよ。彼ほど道具に対してリスペクトを持っている選手は、俺も見たことがない。でも、メジャーに限らず、その道のプロとしてやっていくうえで一番大切なことは“Do the little thing”(細かいことを疎かにしないこと)だと思う。マツイは“Little thing”をずっと続けているから、チームメートからも尊敬され、信頼されるのさ」と、指揮官は分析した。
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