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自分以外は天才
- 2008-08-04 (Mon)
- Diary
人格だけじゃない、すべての概念、価値観が混ざっていないのです。善と悪、正と偽、明と暗。人は普通、これらの両極の概念の狭間にあって、自分の位置を探そうとします。自分の居場所は一つだと信じ、中庸を求め、妥協する。けれど、彼ら天才はそれをしない。両極に同時に存在することが可能だからです。『有限と微小のパン―THE PERFECT OUTSIDER』 P. 127
記憶力が良い、計算が速い、走るのが速い、高く跳べる、重い物を持ち上げられる…..世界中の誰よりも。道具を使わない状況下では「誰よりも優れている」と評価できる。「誰よりも優れている」なかの「誰か」が道具を発明して、それを使えば評価は一変する。人間は道具を使う。そして、「誰」の範囲を「何」に広げた途端、人間は「何」かよりも劣る。道具を使わない状況下、道具を使う状況下、「何」との比較、それらいずれにも当てはまらない価値を人間は持つ。人間が持つ価値。それは思考。
“天才”を思考したことがない私が、言葉に還元された「天才」に出会って、「意味」を知る。思考は言葉に還元される。こう書くと、思考は言葉によって行われるように受け止めてしまう。受け止めてしまえば躓く。それを疑問に抱くかどうか。
自分の思考を表現する手段として言葉を選択したとき、意味を判断して、必要と無用をフィルタにかけ、的確な単語を選び、適当な文字数を算出して道理の文章を脳裏に描き、発話する。それらを瞬時にフロー化できれば、接続詞はいらない。言い訳なんて単語は辞書から消えるだろう。
「人間のほとんどは馬鹿です」犀川は立ち上がりながら微笑んだ。「僕の試算では、九十四パーセント。ただし、忘れないで下さい。馬鹿は、悪いことではない。低いことでもない。卑しいことでもありません。死んでいる人間は、生きている人間よりも馬鹿ですし、寝ている人間は、起きている人間より馬鹿です。止まっているエンジンは、回転しているエンジンよりも馬鹿です。それが馬鹿の概念です」『有限と微小のパン―THE PERFECT OUTSIDER』 P.425
他者と馬鹿の概念が一致していれば、感情を考慮にいれる回数は減る。オブラートに包んで伝えるなんてフレーズは存在しない(その行為がすでに馬鹿なのだろうけど)。いや、伝えない方がいいのかも。伝える/伝えないの判断すらできないから私は馬鹿なんだ。「それは言い訳です」と相手に言えば終わる。だけど、その言葉は勇気を私に求める。相手に対する勇気じゃない。自分へ課す勇気。果たして自分はそこまで自分を制御できているのか。否、言葉と勇気を関係づける考えが愚かだ。
私は自分が馬鹿だと思っている。その集合は私一人。それ”以外”は天才。ただし、「思考」を認識できていればのお話。たぶん認識していない。だから、犀川助教授が指摘する馬鹿ではなく、私はいわゆる「馬鹿」だなと納得。
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マクドナルドと老人 突然変異の若者
- 2008-07-03 (Thu)
- Diary
午前中、制作中のサイトで使うサーバーの設定に四苦八苦。今回はWordPressで制作。同時進行でもうひとつ。こちらもWordPress。WordPressのサイト構築は諸刃の剣…..かもしれない。ウェブサイトのマネジメントは効率的に。反面、クライアントはカンタンに更新できるので、私は御役御免も。ここからが腕のみせどころ。クライアントだけの更新と私が支援する更新との差異を体感してもらわなければ(笑)
午後から近所のマクドナルドへ。190円の書斎。WIRELESS GATEに契約しているからマクドナルドでネットにつながる。最近、ここを通りかかるとマック難民なる言葉が脳裏をかすめる。
「マック難民」という言葉が誕生した。ハンバーガーショップ「マクドナルド」の24時間営業店舗に「寝泊り」する人々のことで、多くは日雇い労働者風男性だが、高校生などの若年者もいる。「アパートが借りられずマンガ喫茶に寝泊りしていた人達が、単価の安いマックへ移った」という背景もあるらしい。マクドナルドも対応に困っている。
ただし客層が記事と違う。年配の方が多い。私の前に3人の老人たち。お店側も慣れているようだけど、やっぱりテンポが合わない。で、スタッフが注文内容を聞き間違えたか、あるいは老人たちが言い間違えたか、とにかく注文した商品がでてこなかった。老人は店に苦情を申し立てる。その言い方が耳に残った。居丈高な物言いに聞こえた。私の耳は程度が悪いのであしからず。
私はホットコーヒーを注文して老人たちの隣に腰をかけた。5分ほどすると着信アリ。一人の老人が甲高い声で話し始める。どうやら今ドコにいるのかとの友人からの電話。マックにいるからおいでと。以下、つらつら書きつづるよりもよきにご想像のほどを。
耳学問で恐縮。市場は団塊世代や老人へとシフトしている一方で、その世代に隠れていた貧困がうごめいているらしい。今風にいえば格差とのこと。どこまでほんとうの話か知らないけど、マクドナルドに座る人たちを眺めてなきにしもあらずかと独りごちる。
老人を枕に言いたかったこと。それは老人そのものじゃなく老人たちのふるまい。言葉づかい、店員への物言い、食事中のしぐさ。3人から世代まで風呂敷をひろげるのは短見。とはいえ、突然変異のごとく「キレる若者」が生まれたのであるまい、と私は思う。
それを備忘しておきたかった。
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篤姫とラストフレンズ 家族の意味
- 2008-07-01 (Tue)
- Diary
篤姫とラスト・フレンズを視ていると家族の意味を問いかけられている気がした。篤姫のアカデミックな時代考証やドラマ仕立ての作風は捨て置き、岸本瑠可の性同一性障害についての議論も受け流して、画面の映像だけにフォーカス。150年ほど前に、実の娘を養女に差し出し、その娘が江戸へ出立する際、殿様から謁見を賜った。もちろん「恐悦至極に存じます」みたいな。娘の「位」が上がると「姫」になる。男子であっても養子に出され、三男ともなれば喰うこともままならなかったのかもしれない。現代から時代を眺めると、「政略」という単語があてはめられるけど、「かっこにくくる」とどうなのだろう。ああ、そうか「家族」という言葉がいつから使われ出して、それぞれの時代、どういう概念を想定していたのかも考慮にいれないと。愚問はなりたたないな。むずかしい。
かたや藍田美知留。及川宗佑の子供を産み、岸本瑠可と水島タケルの四人でシェアハウスで暮らすところで終わった。SPでは子どもも少し大きくなっていたな。最終回のラストシーンを視て、「家族」が頭によぎった。現代の家族という概念をあてはめて。テンプレートなら藍田美知留と子どもだけが親子、岸本瑠可と水島タケルは他人。岸本瑠可は自分を女性と思っていないし、水島タケルはセックス恐怖症。この先、どんな暮らしが待ってるのだろう。「いけるところまでいってみよう」みたいなことをタケルは口にしたけど、どこまでいけるのだろう。テンプレートなら誰が父親で誰が母親でみたいになるけど、「みんなで育てる」みたいな雰囲気があって。で、SP。タケルは姉からの電話に「家族ができた」と笑顔。だから姉さんを許すという。同居人じゃなく家族なんだ。家族と引き替えの免罪。家族のもつ力なのかなと。
150年前の家族を現代のテンプレートで解釈すると理解できないのはわかるけど、「かっこにくくる」と自分の浅学と無知に嘆き、想像の脆弱にため息。だから、「かっこでくくる」必要のないラスト・フレンズを視て、タケルに「家族」と言わしめた脚本家の構えに圧倒された。
傍らに家族。後景から前景へ描き直す時があっていい。
蛇足。
ドラマのなかで「商品を売る」のはやっぱり空々しい。携帯全盛の時代、タケルが姉と「クールな固定電話」で話すシーンはさて。及川宗佑の調度品に生活感はない(それがネライかもしれないけど)。その他、もろもろドラマ全体がCM化してしまっているところがザンネン。
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毎日新聞を解約しませんか?
- 2008-06-30 (Mon)
- Article
ネットを賑わしている毎日新聞社のHENTAI記事問題。どうしてこんな記事を書いていたいのか、はたして騒ぎの根っこは何か、ネットの本当と嘘をこれからじっくり考えるとして、とりあえず脊髄反射しておきます。毎日新聞を購読していらっしゃる方は解約を一考されてはいかがでしょう。
毎日新聞社は27日、英文サイト「毎日デイリーニューズ」上のコラム「WaiWai」に不適切な記事が掲載された問題で、コラムを担当していた英文毎日編集部記者を懲戒休職3カ月にした。また、監督責任を問い高橋弘司英文毎日編集部長を役職停止2カ月、当時のデジタルメディア局次長の磯野彰彦デジタルメディア局長を役職停止1カ月の懲戒処分とした。このほか、当時のデジタルメディア局長の長谷川篤取締役デジタルメディア担当が役員報酬の20%(1カ月)、当時の常務デジタルメディア担当の朝比奈豊社長が役員報酬10%(1カ月)を返上する処分とした。
本社は、担当記者が国内の雑誌に掲載された風俗記事を英文サイトに引用する際、不適切な描写のまま英文に翻訳した結果、多くの読者に不快感を与え、インターネット上で批判を受けるなど信頼を損なったと判断した。上司については、記事のチェックを怠るなどの監督責任を問うた。WaiWaiは今月21日に閉鎖している。
さらっと書いてありますが、理解不能の釈明文。理由は以下に。
25日、毎日新聞社の株主総会が開かれ、役員人事が無事に可決された。デジタルメディア担当だった朝比奈豊氏は社長に就任し、デジタルメディア局長だった長谷川篤氏は取締役となった。毎日新聞のお詫びって一体何なのだろう?
私の目が雲っていなければ、毎日新聞はお詫びと告知をしたはずだ。「監督責任者であるデジタルメディア局長、同コーナーの担当部長、担当編集者を厳重に処分します。」と書いてある。厳重な処分とは昇格のことを言うのだろうか。
当時の責任者が社長になるという「処分」。毎日新聞がWaiWaiに掲載して世界に配信していた英文記事(HENTAI記事)の内容はYouTubeにも。怒りとかそんな問題じゃない。人間の尊厳を踏みにじる記事のオンパレード。売国奴やら売日とか非難囂々ですけど、日本を売ったという以前の問題。下の動画に関連した動画をたどれば見るに堪えない記事の内容が続く。
果ては売春指南まで(参照: 痛いニュース(ノ∀`):毎日新聞、「小額で日本の少女を買春する方法」を紹介。海外大手サイトに掲載)。
参照記事
- 毎日新聞の英語版サイトがひどすぎる まとめ@wiki - トップページ
- 天漢日乗: 毎日新聞の英文記事、主婦および看護師を始めとする医療従事者の怒りを買う 医療機関では粛々と不買運動始まる→看護協会に問い合わせてみました
- 天漢日乗: 毎日新聞の英文記事、主婦および看護師を始めとする医療従事者の怒りを買う(その2)毎日新聞に電話してみました 毎日新聞がまともな調査をしてないことが判明→Waiwaiの主婦売春の記事がウソなら、日本に行く理由がない、というエロ外人によるfjの投稿があるとか
- 天漢日乗: 毎日新聞の英文記事、主婦および看護師を始めとする医療従事者の怒りを買う(その3)21世紀の日本人の渡航数は横ばいなのに海外で性犯罪に遭う邦人数は増加 毎日新聞の英文記事WaiWaiの配信はその頃から始まる
- 天漢日乗: 毎日新聞の英文記事、主婦および看護師を始めとする医療従事者の怒りを買う(その4)「エクアドルのジャングルで日本人がライフルで子ども狩り」という英文配信記事がエクアドルに飛び火 場合によっては在留邦人に生命の危険が
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自転車泥棒は死人?!
- 2008-06-10 (Tue)
- Article
このニュースにかぎらないけど、人それぞれの過去があるんだなぁと。人の「過去」を十把一絡げにしてしまっていけないって理解してる、つもり。つもりなんだろうな。少しでも気を抜くと、自分の過去、あるいは経験に引きづり込もうとしたり、それらにあてはめて判断してしまいがち。
タグ: misc「本当に兄ですか?」。生存を伝えられた大阪府内の50代の弟は、電話口で驚きを隠さなかった。あきらめた家族は失踪宣告を裁判所に申し立て、葬式を終えて戒名までつけていたからだ。「今すぐ会いたい」。警部補は3月4日、男の自宅近くの交番で再会できるよう段取りをつけた。
再会の日。男が交番のイスに座って入り口を眺めていると、弟が到着。立ち上がって抱き合った。互いに泣きじゃくる兄弟。弟は「兄に間違いない。すぐに裁判所に行き失踪宣告を取り消したい。警察に何とお礼したら」と喜んだ。
警部補は盗犯刑事として20年のキャリアを持つベテラン。「取り調べをした警部補さんは本当にいい人だった」。人付き合いが苦手で口下手な男は、警部補に直接言えず、別の板橋署員を通じて感謝の気持ちを伝えたという。
via: 「お前さん、死んだことになっているぞ」 60代自転車ドロ、34年ぶり感動再会(産経新聞) - Yahoo!ニュース
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アマゾンはじまったな
- 2008-03-12 (Wed)
- Article
ついに朝日新聞も報じました
amazon.comがお祭りに騒ぎに。誰が何を「欲しいものリスト」に登録しているか、まるみえ。というか、「文化の違い」から生じた用途のすれちがい。日本は「自分が欲しいものリスト」にしていて、ニャンニャン系を登録している人も多数。あと、有名人らしき名前の人が何を登録しているかまるみえ。ものすごい勢いでお祭りです。
サイトを運営するアマゾンジャパンの広報担当者は「公開になるという説明は、必ず目につくような場所につけている。設定の変更もできるようになっている」と説明。「そもそも、ほしい物リストは、アメリカの文化で、友人や家族にプレゼントして欲しいものをあらかじめリスト化する習慣に合わせてできた機能。公開して使うことが前提になっている」としている。
密かな趣味が全公開–Amazonのウィッシュリスト、改め「ほしい物リスト」に注意?に詳細が記載されてます。
中には、特定の病気について書かれた本が並ぶリストや、アダルトグッズなどが並ぶリストもあり、そのユーザーが「自分の名前とともに公開される」ことを意識しているとは考えにくいものも多い。
個人名に加え、法人名などでも検索の対象になる。たとえば、ある県警本部の広報部門で登録された「ほしい物リスト」には、クレーマー対策の本が入っていた。ある新聞社の支局名で登録された「ほしい物リスト」を表示させると、記者の個人名と思われる名前が出てきた。
ね、「アマゾンはじまったな」感が漂いまくりでしょ
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何も言えなくて…夏
- 2008-03-04 (Tue)
- Diary
生きていて一番楽しいのは今。過去でも未来でもなく、今。でも記憶の宮殿にいくつも部屋をもっていて、瞬時に往来できるのは高校時代。その住人たちはいまでも艶やかに舞っている。優しい笑み。鮮やかに彩られて。
そのあとの暗黒時代に舞い降りてきた歌。「私にはスタートだったの、あなたにはゴールでも」
冬バージョンのほうが好きだけど
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最後のニュース
- 2008-03-03 (Mon)
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暑い国の象や広い海の鯨 滅びゆくかどうか誰が調べるの 原子力と水と石油達の為に 私達は何をしてあげられるの 薬漬けにされて治るあてをなくし 痩せた体合わせどんな恋をしているの 地球上のサンソ チッソ フロンガスは 森の花の園にどんな風を送ってるの
この二人にとって「意味」は何をもたらすのだろうなんて。「意味」を与えたり伝えたりするのじゃなく。「意味」は解き放たれた瞬間から自分の境界の外にある。そんな言葉を紡ぎたい。
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