rest in the cemetery

近江舞子いちご園

やれやれ、一度死んじまうとさ、君はひとつところにがっちり閉じ込められちまうんだ。僕は実につくづく思うんだよ。もし僕が真剣に死んじまったら、誰かが遺体を川にどぶんと放り込んだりしてくれないものかってさ。良識ってのはそういうものだぜ。

『キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)』 J.D. サリンジャー P.262

そんなに心配なら自分の背中に自分の命日を貼っておけ、と解剖学者の先生は言った。