ココア

発展するのは行動の仕方である。行動の仕方とは、いろいろなタイプ(人類に共通で不変な)を選択してどのように組み合わすか、いつ、どこで、何に向かって開始するか、つぎの時点でどのような行動に移っていくか、あるいはそれらの行動を効果的にするためにどのような補助的手段、道具などを用いるか等々を意味する。そしてこのような行動の仕方を決定するものは、持っている情報(知識)の種類や量や、それらの組織化の程度である。

『論理と思想構造』 沢田 允茂 P.167

“仕方”を吟味すれば五感がざわめく。