鳩はオジサンを知っている

  鳩に餌をやるおじさん

05/10、おにぎりを作ってGIOSにまたがり琵琶湖を走った。お腹が空いてきたのでベンチに座っておにぎりを食べていると、真上の木の枝に鳩が2,3羽止まりだした。ん、おにぎりを狙っているようではない。降りてこない。気にせず食べ続けた。そしたら、鳩が5羽に増えた。なんだか様子がおかしい。地面にも鳩が集まってきた。

鳩が集まりだして5分もしないうちに、プリンスホテルの方角からオジサンが自転車に乗ってやってきた。オジサンさんの走行している姿を遠目で見てびっくりした。鳩が2羽低空飛行(おじさんの肩の付近)。な、なんだ、なんだ。

オジサンは僕のベンチから5-7mほど離れて自転車を止めた。ちょうど、鳩が集まっていた場所。そしたら、真上の枝に止まっていた鳩がオジサンのもとへ行った。

餌だ。

不思議。鳩を知っている人にはあたりまえ(の行動)なのかな。鳩は

  • オジサンを認識しているのか?
  • オジサンがやってくる時間を知っているのか?
  • オジサンが止まる場所を覚えているのか?

どうか、鳩に詳しい人へ訊ねたかった。もう気になってしょうがない。とにかくオジサンよりも鳩がどうやって理解しているのか興味を持った。

そこへカラスが1羽やってきた。デカイ。オジサンは、「ああ、またきたな」とでも言いたげな顔をして、餌を鳩の群れから少し離れた場所へ放り投げた。オジサンの手慣れた動きに再び吃驚。

カラスも鳩に近寄らず、餌が「いつもの場所」に飛んでくるまで待っていた。カラスは餌を口にくわえて近くの電線に止まった。大きな餌を口にくわえてどうすんの? と思って見ていたら、カラスは電線のカバー(? 電線を覆う丸い筒状の物体)の中に餌を入れた!

そして、すぐさまオジサンのもとへやってきて、また餌をもらって同じ電線へ行き、入れた!

なんだか、一人興奮してオジサンと鳩とカラスに釘付けなってしまった。