上面・評価・弁解

皇子山公園の桜

ぼくではなくきみの問題だろう うわさによってきみがぼくを否定にしろ肯定にしろ評価するのは自由だ

でもぼくの存在にはなんらかわるところはない

ぼくはぼくだ

“トーマの心臓 (小学館文庫)” (萩尾 望都) P.165

口の端よりことばのいずる前にすでに眼は物事を語る