‘Cause there’s a place in the sun
Where there’s hope for ev’ryone
Where my poor restless heart’s gotta run
There’s a place in the sun
And before my life is done
Got to find me a place in the sun
「いっしょに踊りませんか?」
「私と?」
「ええ」
「どうして? これだけたくさんの人がいるのに。なぜ私なの?」
「Libenter homines id quod volunt credunt ですよ」
「何を望んでいらっしゃるの?」
「孤独です」
「まさか! おわかりなったの?」
「ええ。どれだけ人がいようと孤独は輝きます。いや、むしろ大勢だからシグナルを感じる。独りが孤独じゃありませんから」
「そうね。大海の上で独り小舟に乗るより雑踏の中で感じるかしら。身近な人が大勢いるときほど強く感じる」
「じゃぁ、前へ」
「ありがとう。太陽のあたる場所へ連れてってくださる?」
「幻想でよろしければ」
「もちろんよ。幻想を思考できる人間だけに現実は現れるの」
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