街の中は3×8

興味のない人にとってスルーだけど、とりあえず質問。どちらがお好み? 見た目で結構です。

Gios PureFlat 2009

Gios Stilo 2009.jpg

僕は絶対下(GIOS STILO FLAT 2009)。なのに、今年の1月、上の写真の自転車(GIOS PURE FLAT 2009)を購入した。まぁ、理由はあるけど、どうして下が好みか? それは一言で言い表せる。

美しい。

もちろん、見た目で”だけ”で自転車を買うわけじゃないし、そもそもこの二つは性質が全く異なる。と書きつつ、購入の時、見た目は重要なポイント。立ち姿かな。

PURE FLAT(上の写真)は3×8速。かたやSTILO FLATは1段(シングルスピード)。1段というと、変速機がない。STILOは必要最小限の機能しか持っていない。機能を削り落としたフォルム。ただ乗ってこぐだけ(固定ギアじゃないけど)。PURE FLATの車体重量は11kg、STILOは9.7kg。1.3kgは数値以上の体感。

実際、街の中で走る時、3×8なんていらない。JR大津駅の坂道を登る時に使ったぐらい。PURE FLATでさえ軽く感じられ、ぐいぐい登っていく。STILOで坂道を登るなんてタイヘンだろうけど、10kgを下回る車体はどんな感触なんだ?ってワクワクする。

身の回りに目を向けたとき、”3×8″が多い。削ぎ落として切れていない。是非じゃないけどね。ほんとに必要なの?って自分に問いかける。

変速機が付いていれば、故障のリスクが高くなり、メンテの行程も増える。それでも3×8に乗ると楽しいけど。いつか、2×8にカスタマイズしたい。少しだけ軽く。少しだけ削る。

削り落としたモノが持つ美しさ。機能美。使いこなせないムダがはじめから与えられている。それも結構、だけど使いこなせる、否、いずれ使いこなしたくなるシンプルに惹かれる。思い出はすべて記憶できるけど、すべての記憶を思い出せない。躰が思い出せる範囲は意外と限定されている。限定が生み出す自由。