月別: 2009年3月

馬鹿の詞と使途

皇子山球場の桜

仕事の上でなにか思いついても、近頃は自分のアイデアかどうか、自信が持てない。人に聞いたか、読んだかしたのだが、そのこと自体を忘れているのではなかろうか。いったん疑い出すと、そうに違いないような気もする。自分の意見を疑わずに持っている人を見ると、うらやましい。私の意見は、自分の意見か、他人の意見か。そこがどうもはっきりない。一応自分のものだと仮定するが、きちんと調べてみると、どこかで読んだものだとわかるかもしれない。

あまり本を読むと、馬鹿になるという話は、何度か読んだ。しかし、読むというのは、一種の中毒だから、どうにもならない。もう完全に馬鹿になったと思う。馬鹿になってしまえば、こっちのものである。あとの始末は、利口な人に、考えてもらうことにしようと思う。

“脳の中の過程―解剖の眼” 哲学文庫 養老孟司 P.234

バカではありません。馬鹿です。誤植ではありませんので念のため。バカの前の馬鹿を読まずにバカの後のバカを談じるのもあり。バカの前の馬鹿を読んで、バカの後のバカの見方を変えるもアリ。

僕は「バカ」の前の馬鹿を賞賛。というか、バカ: before Christ/ante Domineとでは論考が異なる。

どっちでもいいけど。とにかく、「剽窃」と「自分」を認識してかように書ける先生は素敵だ、と剽窃しかない大馬鹿な僕は羨望する。

スカ爺は爺ON

SUPERMICRO

今回発表された「Xeon 5500」シリーズは、その開発コード名が“Nehalem-EP”とされていたように、2008年に登場した新世代アーキテクチャを採用したNehalem世代のコアを採用する。インテルの説明によると、従来モデルのXeon 5400シリーズと比べて、最大2.25倍の性能向上を実現したのと同時に、性能と電力消費のバランスを最適化することで、ランニングコストと管理コストを削減できるとしている。

via: Nehelem世代の「Xeon 5500」発表 – ITmedia +D PC USER

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聴視悪し調子割る

皇子山陸上競技場のしだれ桜

急げ stand up! line超えればparadise
目に映る全てのものでWe’ll play
この瞬間を見渡そう forever
果てしない水平線を求め FLY OUT! FLY OUT!

lyric twenty4-7

世界を切り取れ。堪能せよ。困難を感じよ。視覚のセンス。聴覚のニュアンス。五感のラビリンス。桜と対話しろ。彼らはすでにいた。主語をスイッチしろ。時をとくと味わえ。

貴方の誘惑を断れるか定かでない

琵琶湖

近々発表される『iPhone 3.0』で、注目されるのはコピー&ペースト機能だけではない。『Bluetooth』やDockコネクタ経由で特定のアクセサリとデータをやりとりできるという実に画期的な機能も、新しいOSには搭載される。

ここで面白いのは、アプリケーションとアクセサリの組み合わせは無限に考えられるということだ。実際、あまりに多くの組み合わせが考えられるため、こうした分野を表すのに「ドングルウェア」という新語を作らざるを得なくなりそうなくらいだ。

via: 次のトレンドは「iPhone 3.0アクセサリ/アプリ」 | WIRED VISION

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駆ける蹴る充ちる

近江大橋

俺の精神よ、気をつけろ。過激な救いにくみするな、鍛錬を積む事だ。ーーーああ、科学は俺たちの眼にはまだるっこい。

ーーーだが、どうやら俺の心は眠っているようだ。

俺の精神が、この瞬間から絶えずはっきりと目覚めていてくれるものとしたら、俺たちはやがて真理に行き着くだろうに。

“地獄の季節 (岩波文庫)” (ランボオ) P.45

03/28、07:30西大津出発。GIOS PURE FLATで駆ける。西大津から近江大橋を渡って草津へ抜け、来た道を帰ってきた。朝の琵琶湖をはじめて走った。ゆったりと走る。思ったほど人はいない。喧噪はまだ目覚めていなかった。GIOSが空気を切り裂くと風の音が耳へ入ってくる。心地よく響く。スピードに合わせて空と風の音楽はリズミカル。

朝の琵琶湖に虜になった。これから暖かくなる。すごく楽しみ。曇り空から一筋の光が琵琶湖へ降りてくる。あぶない。見惚れてしまいそう。

鎌倉へ引っ越せたら、琵琶湖の朝と同じように魅せられるだろう。期待が膨らむ。まだ実現の足がかりもつかめていないのに、朝の鎌倉を蹴る自分の姿を空想する。

速度×時間。時間の流れとよどみ。朝は流れがゆったりでよどみは少ない。前からGIOSのPANTOがやってきた。空気が揺れる。あの人の時間はどんな感じだろう。ランナーが視界へ入り、後方へ消えてゆく。自転車とは異なる音。地面を蹴る音と鼓動。

充ちる。何が充ちたのか。それを感じるためにやみつきになる。

同じことを知る人たちはもはやお互いに最良の友ではない

皇子山公園の梅

Ralph Waldo Emersonは利己的で対偶。素敵だ。

白は、混沌の中から発生する生命あるいは情報の原像である。白はあらゆる混沌のから潔癖にのがれきろうとする負のエントロピーの極みである。生命は色として輝くが、白は色をのがれて純粋に混沌の対極に達しようとする志向そのものである。

“白” (原 研哉) P.11