利回り3%の新米

お米社債は昨年10月に同社が初めて発行した小規模な私募債で、一口20万円。利息の代わりに毎秋、自慢のコシヒカリの新米10キロを送る。小売価格は6千円程度だから3%近い利回りになる計算だ。

農協や銀行に頼らない資金調達や、消費者との関係を密にしたいと考えていた新国文英社長(55)が、専門家の助言を得て発案。これまでに首都圏や九州などから20人の申し込みがあった。

via: asahi.com(朝日新聞社):社債の「配当」は極上新米 会津の農業法人、出資募る – 社会

農業が、”顔が見えるビジネス”になってきたようでユニークだなと受け取った。同様の手法が広まるかどうか。私募債の説明と出資者の理解のかみ合わせが合うように期待。

今回のような資金調達と距離感の関係も興味深い。「距離感 / 顔が見える / 新米」が、わくわくと胸を躍らす要因かも、なんて想像したり。ウェブサイトや通信販売から購入するより、なんだかリアルな感じというか。それとパートナーという響き。意味は違うけど、棚田のオーナーになれる制度を何か読んだように記憶している。似たようなニュアンスを持っているのかな。

全国各地で今回の手法が取り入れられたとき、近距離になるほどどんな現象が起こるのだろう。たとえば、同じ県内、府内、もっと近くの市内で私募債を発行していたら、投資するかどうか。極端な話、隣ならどうか。「現実」になってしまうか。同じ現象だけど、距離感が理解に影響を与えるのだろうか、とか。

個人的には、全国に広がって採用する法人が増えてほしいと期待しているし、これがきっかけで農協の介入が減ってほしいと願う。滋賀県でもやってないかな。

1 Comment

  1. 私は、滋賀の中主にある兄弟でお米栽培をしている有限会社さんから米を購入しています。●距離感 ● 顔が見える●安心がそういう行動を取らせている要因です。ちなみに、幼稚園のお友達におすそ分けしたら、購入者が増えつつあります。食に口コミはつきものだと実感しました。

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