中身があること

琵琶湖湖西側

現在、印刷会社のウェブサイトを制作している。WordPressを採用していて、優れた管理能力と拡張性を再確認した。ブログだけに使うのではなく、コンテンツを管理するために運用してこそ、本来の威力を発揮するのだと感じた。ところで、制作を始めて驚かされる日々が続く。というのも、この印刷会社のサイト(レンタルサーバー上で制作)は、まだ完成していない。普段は、メンテナンスモードで制作して、時折、公開モードでテストしている(「問題のある制作方法」と承知している)。

驚かされるのは、問い合わせについて。なんと、少し間の公開にもかかわらず、問い合わせがあった。しかも、お問い合わせと資料請求のプログラムを動かす前だったので、コメント欄へ問い合わせてこられる方がいた。サイトで場所を調べて会社へ足を運んだ方もいらっしゃったようだ(後日、受注されたようだ)。その後、お問い合わせと資料請求のプログラムを設置したら、設置当日のうちに2件の問い合わせがあった。もちろん、まだ完成していない。テスト運用のつもりもない。

制作するにあたってヒアリングしたとき、この会社が持つコンテンツの魅力に僕は惹かれた。だから、その魅力を伝えることだけを今も考えている。それが僕の役割だと思う。とにかく、シンプルに伝える。洗練されたモノを持つ喜びと技術力の高さを伝える。削り落とした言葉とわかりやすい視覚で。僕にできることはそれぐらいだ。

琵琶湖湖東側

やっぱり「中身を持つこと」だ、と痛感した。この印刷会社のウェブサイトを支援できて、ほんとうに嬉しい。ウェブサイトのデザインや高度なプログラムを組むなら、プロに任せたほうがいい。すばらしいサイトが完成する。その旨を事前に伝えた上で、選んでいただけたことに感謝。ほんとうに嬉しい。「中身を持つこと」の素晴らしさと力強さを教わっている。