自転車泥棒は死人?!

このニュースにかぎらないけど、人それぞれの過去があるんだなぁと。人の「過去」を十把一絡げにしてしまっていけないって理解してる、つもり。つもりなんだろうな。少しでも気を抜くと、自分の過去、あるいは経験に引きづり込もうとしたり、それらにあてはめて判断してしまいがち。

「本当に兄ですか?」。生存を伝えられた大阪府内の50代の弟は、電話口で驚きを隠さなかった。あきらめた家族は失踪宣告を裁判所に申し立て、葬式を終えて戒名までつけていたからだ。「今すぐ会いたい」。警部補は3月4日、男の自宅近くの交番で再会できるよう段取りをつけた。

再会の日。男が交番のイスに座って入り口を眺めていると、弟が到着。立ち上がって抱き合った。互いに泣きじゃくる兄弟。弟は「兄に間違いない。すぐに裁判所に行き失踪宣告を取り消したい。警察に何とお礼したら」と喜んだ。

警部補は盗犯刑事として20年のキャリアを持つベテラン。「取り調べをした警部補さんは本当にいい人だった」。人付き合いが苦手で口下手な男は、警部補に直接言えず、別の板橋署員を通じて感謝の気持ちを伝えたという。

via: 「お前さん、死んだことになっているぞ」 60代自転車ドロ、34年ぶり感動再会(産経新聞) – Yahoo!ニュース