[Review]: チーム・バチスタの栄光

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

ベストセラーなんて読まない、特にコレは読まないって決めていたのに。ちょっと興味本位で『チーム・バチスタの栄光(上)』『チーム・バチスタの栄光(下)』手にとってしまった意志の弱さ。ペラペラめくるやいなや、レジへ直行して布団のなか3時間ほどで読了。ナニも書きません。ただただひたすら読みましたとだけ。ネタバレするし。

海堂尊先生や帚木蓬生先生などが書く医療小説。いままでの医療小説と違う新ジャンル。それは現場の医師が書く点。取材の限界を超えた現場が書く「描写」。そして、もうひとつ。現場の声。チーム・バチスタの栄光にも現在の医療現場が抱える「問題」が記されている。その問題は、「問題」にすら取り上げられていない。だから読めばぞっとする。

あとはロジカルモンスターの白鳥が最高。

もっとも印象に残った言葉。

すべての事象をありのままに見つめること。「厚生労働大臣官房秘書課付 技官 白鳥圭輔」