貨幣も持たない

はじめてソフトバンクにグラッときたけど、そのとき、おサイフケータイとクレジットカードと電子マネーに貨幣を移行したいと書いた。位相は異なるけど 清貧の思想 の「持たない」に端を発してる。とにかく今、「持たない」ことを心がけている。そこへ電子マネー導入の話が。使ってますよ、WAON。

NTTドコモら、3月1日よりイオン約1万1000店舗に電子マネーを導入

これにより、電子マネーが利用できる店舗数は、イオンの「WAON」が全国約2万4000店舗、NTTドコモの「iD」が全国約2万2000店舗、 JR東日本の「Suica」が関東甲信越、東北、中部エリアの約1万3000店舗、JR西日本の「ICOCA」が近畿、山陽エリアの約5300店舗になる。

近くのイオンで買い物をするときイオンカードで支払っている。いままで難点だったのは専門店で何かを食べたり、雑誌を買うときなど。クレジットカードで払えないことはないけど少額なうえサインレスじゃない。そんな矢先、昨年だったかWAONが導入された。さっそくクレジットカードでチャージしてWAONで支払う。

世界が変わった

ああ、いや、大げさですな。でも思考回路はけっこう変わった。クレジットカードで電子マネーを購入すると仮想マネーがついてくる。ポイント。もちろん倒産すればくずになるけど。

  • イオンカードでときめきポイントが付いて
  • WAONでWAONポイントが付いてくる

なにやら「陸マイラー」という仮想マネーを駆使する方々がいて、陸で獲得したマイルをサイトの交換ポイントを利用して自分の好きなポイントに「変換」する。ポイント還元率を駆使してポイントをふやす方もいらっしゃるとか。特集記事で読んだような記憶が。

電子マネーと仮想マネーがタッグを組んで「貨幣」に。

これから財布に入っている紙の貨幣を電子世界へインストールしていこうともくろんでいる。持つのがわずらわしいほど持っているわけじゃない。フリーランスの私の場合、現金管理を減らせるメリットが絶大。

たとえば、クレジットカードでチャージするときに

  • Felica
  • Edy

とに使い分ける。Felicaには個人の雑費な買い物を、Edyは事業の買い物に。あとDCMXを組み合わせてもOK。そしたらFelicの分はすべて事業主勘定だし、Edyは記録に残る。

これからは5万ほど支払って「電話をしない携帯電話」端末を買うわけだから、チケットレスやおさいふケータイ、記録媒体、ボイスレコーダーなどなど、一元管理できるほど使いこなさないと費用対効果が合わない。

「電話は持ってないですけど、生活の必需品は全部この中に」なんて。ひょっとしたら「あ〜、電話のかけかったってよくわからないんですよね」とハニカミながら「電話」以外の機能を取説より詳しく使いこなせるヒトも登場したりして(笑)