世代は違えど同じ方角へ でも

長野智子さんがセカンドライフにはまっているらしい 。そのはまりぐあいが目に浮かびおもわずニヤリ。エントリーに書かれている、「なんだか世の中変わるゾ的な足音」を一読してみてください。蠢動。それが次の二つの記事へとリンクする。見えないようで見えてくる。

asahi.com: 「勝手サイト」に中高生ら135万人 成功の秘密は?

携帯電話会社“公認”の「公式サイト」に対し、無審査の「勝手サイト」。「勝手」という名前とは裏腹に、大手サイトには中高生たちが集い、まじめな思いを寄せている。大人が知らないサイトに10代が引きつけられ、ビジネスとして成功している理由は何か。

携帯電話を持つ中高生の5人に1人が利用して、一日に1000通ほどの相談が送信されてくるという。手軽さの中に真剣が調和しているのか。

もうひとつ、パソコンが売れなくなったのは「ウェブ時代」だから…か?も興味深い。生活者のインターネット状況を調査したところ、インターネットバンキングの普及率が飛び抜けて高くなっているとのこと。

いまや家庭でのパソコンの利用目的の大部分を占めるのがインターネット利用ということになっている。既にメールやニュースなど一部の機能は携帯電話に移行しつつあるが、その一方で、ワープロや年賀状、家計簿、ゲームといったかつてのパソコンの人気アプリケーションそのものが、ウェブ上のサービスにどんどん取り込まれているのも事実である。

世代は違えど同じ空間へ自分をインストールする。ただし目的や手段は違う。この差異がもたらす結果を知るよしもない。仮想空間とかデジタルディバイドなんて消し飛んでしまう。「空虚だ」「ジャンクだ」「しょせん情報だ知識じゃない」といった罵詈雑言が浴びせられる。各々の主観だから否定しない。

でも、言葉が紡ぎ出され、”何か”を形成しはじめているのも事実。私はそこから逃れられない。